人は誰でも 未知の世界に憧れ
旅に出るのさ たった一人で
時には人生 悲しみにぶつかり
時には青春 霧の中彷徨い
泣く事もあるけれど
そうさ 心の星を見つめて
旅人は歩いて行く だけさ
子供の頃、再放送を何回も見ていたアニメ『釣りキチ三平』の主題歌です。
この歌、大人になった今でも、時々頭の中に流れて来るんです。
『何でこの歌を覚えているのだろう』そう思いながら
思い返しては、時々一人口ずさんでいたんですが、いい加減な記憶なので
『きっと間違っていいるんだろうな』そう思ってました。
しかし、歌詞を調べてみたら、正確に記憶していた事がわかりました。
面白いな~と思ったのは、TVから流れるこの歌を、何気なく耳にしていた幼い頃の自分が
現在の自分と変わらない同じ価値観・感性を持っていたって事に気が付いたからです。
幼い頃、『星を眺めながら一人、旅をする』そんな風景を想像してワクワクしていたんでしょうね。
だから、この歌が、ずっと心の中に残っていた。
あの歌を頭の中で映像化し、今の自分を振り返ってみれば、
あの頃の自分の思いや感性、ワクワクは、今も変わらず心の奥にあって、
現在の自分を作り上げ、行っている物事の動機、根幹になっている事に驚かされます。
あの頃から『心の星を見つめて、歩く』なんて旅に憧れていたんだなぁ・・・と、ちょっと笑っちゃいます。 笑
自分でも気が付かない内に、忘れていた幼い頃のワクワクを、叶えていたみたいです。