寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

北アルプス 槍ヶ岳 09 二日目

2010年03月06日 | 2009北アルプスの旅

目を覚ますと、寒かった。

フライシート(テントの外張り)は内外共に霜ビッシリだし、水場は凍って使えない…。

寒いんで、とっとと朝食を取って槍の穂先目指してGO!この日は1500m程度登ります。

天気は晴れ!2日目の行程&平均コースタイム、

槍沢テン場→1:10大曲→1:00天狗原分岐→2:10殺生ヒュッテ→

→40槍ヶ岳山荘→20槍ヶ岳3180m山頂

 

テン場を出て1時間位だったか…?、行く手の山が白く光っているのを目にした…。

昨日の雪が残ってる!

アイゼン持って来て無いし、ヤバイと思ったが、まぁ行けるとこまでと、足を進めて行きました。

道中、槍ヶ岳山荘からの下山者に遭遇し槍の穂先の状況を聞くと「雪が残っていてるけど大丈夫」との事。

一安心!

 

大曲を越えモレーン台地に至ると…

Img_0188_2 槍ヶ岳どぉーん!

↑下山道間違えてるよ!おっちゃん達!

因みに、あの尖がっているのが槍ヶ岳の全容では無いですよ。

あくまでも穂先!先っぽ!穂先だけで100mちょいある。

全容を見たい方は、ググッて見て下さい。

Img_0191 ←播隆窟

槍ヶ岳初登はん・開山を成し遂げた念仏行者播隆がそのつど利用した岩屋。

播隆行者は五回槍ヶ岳登山をしたが、天保五年(1834)の第四回登山時は、

この岩屋で五十三日間も篭り念仏を唱えた。(播隆1786~1840)

 

アドレナリン全開で急勾配をガンガン登って、槍の肩にある槍ヶ岳山荘に到着。

Img_0203_2

 ↑山荘から登った道を振り返る。小さく富士が…

↑赤い屋根は殺生ヒュッテ!この谷ぞいを、ずーと奥から来たわけです。

Img_0205_2

 ↑槍ヶ岳山荘からの穂先

登ってる人見えますね!

次回はピークに立ちます。

                                             続く


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