整理しようとメモリーカードに記憶された写真を見返していたら、色々な事が想い返された。
一昨年、義理の兄(10歳上の姉の夫)が、急逝する4日前にその家の近くを流れる川原で撮った写真が目に付いた。
そこに実際よりも美しく写っている空と川の青さと木々の緑が辛い。
その義兄の死から一月半後
甥っ子を『お父さんも登った事があるって言っていたぞ』と、富士登山に誘い登ったときの写真。
甥っ子は高山病にかかり、河口湖口山頂で嘔吐していたっけ(笑)。
富士登山の前から、義兄が『二度と登りたくない』『無理!』と言っていたと甥に伝えておいたのだが・・・
富士登山を終えた帰路『お父さんの気持ちが、わかった(笑)』そう言った甥っ子を思い出して笑ってしまった。
そりゃ、ゲロ吐いてる時にゃ美しい景色を見て素晴らしい体験をしたって
逆流した胃液のすっぱさしか残らないものだ(笑)。
また、それ以前に富士を登った時の神々しいまでの写真を見返して、改めて思う事もある。
写真中央に見下ろす『鯨が尾を上げた様な』山中湖。
その鯨の尾(平野地区)から湖越しに眺める富士は絶景らしいと聞く(ダイアモンド富士も)
山頂から何度も眺めた景色を逆から見るのも『乙』だろう。
もう一度甥を誘って、前回は踏めなかった日本の上の果て剣ヶ峰3776mを踏ませるのも良い。
そう言えば最近、富士山周辺では異常現象が起きていて富士の噴火が近いのではないか?
そんなニュースを目に耳にしている。
永遠に思える物、変わらないと思える物も、突然変わったり失ったりするのだから
今あるうちに、思いの丈をぶつけて置くとしようか!
今年は2年ぶりに、富士にも登るとしよう。
甥っ子が行くと言うのなら、今度はゲロ吐かせないで3776mに立たせてやろう(笑)!
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