今週は日本成人矯正歯科学会認定研修プログラムに参加するため東京へ行ってきました。
今回は昭和大学歯学部小児生育歯科学講座の島田教授のお話がありました。
島田先生は永久歯が生えてこない萌出障害の治療に力をいれておられいろいろ興味深い話を聞くことができました。
この永久歯が生えてこないという病気は放置すると、永久歯が生えないだけではなく埋まっている周囲の歯の根を曲げたり、最悪、周りの歯の根を溶かしてダメにしてしまう可能性があります。
しかし、小学校で行われる歯の歯科検診では検査項目が限られておりレントゲンも撮らないため、気づかない間に成人してしまい手遅れになることも多いそうです。
歯の生える時期を正しく知っている歯科医師に診てもらいレントゲンをとることによって萌出障害は見つけることができます。
何事も早期発見早期治療ですね。ちなみに講習会の後は移転後の築地海鮮市場で美味しく海鮮丼をいただきました。