歯科検診を全国民に義務化するとの話が上がってきます
政府は「持続可能な社会保障制度の構築」の中で全身と口腔の健康に関する推進事項として「国民皆歯科健診」を構想しています
歯を治すことによって健康寿命を伸ばしていこうという政府の考えで間違っていはいないのですが現実的には難しい気がします
もし検診を義務化してもその後の治療には費用と時間がかかるため検診だけで終わってしまう可能性があります
実際、患者さんの中には「歯医者は嫌い、あまり行きたくない、何かあったら行くところ」と言われる方が少なくありません
その反対に一方で自ら定期検診を定期的に受け、予防、早期治療をされる意識の高い患者さんも多くおられます
実際その方が重症化してから治療を行うより費用と時間の節約になります
「国民皆歯科健診」に加えて「国民皆歯科教育」も併せて行っていただければ、
そういった健康意識の多い患者さんが増えていくと思うのですが、、、