明日は何持って行こうかなぁ
天気になるといいなぁ
何か ワクワクして そわそわして 準備の点検をしたりすることがあった
私は うたごえの 準備をしている時が 似たような感情だ
その中でも 下町のうたごえ の時は 大変だけど なにやら そわそわしている
次に何の歌を準備しようか 楽譜は? 良く間違える所の見直し
昔から うたごえが好きだった
若い頃には 何度と無く ともしびなど うたごえ喫茶に通いつめた
あの叙情歌などは 歌っていると なぜか胸がときめいたり 感情が高ぶった
いつかは 自分の喫茶店を持ちたい そして ピアノを置きたい
好きな方で 気楽に歌を歌いあったら 素晴らしいだろうなぁと 密かに思った
サラリーマン生活と貧乏暮らしに近い人生だったが 歌だけは生きていた
バンドを作ったり ボランティアにせっせと行き 自分でも歌を楽しんだ
年に一度くらいは 歌声喫茶に行ったが 楽しいけれど どこか足りない
コーラスのサークルで 終わってから うたごえを楽しむようになった
自分でピアノを弾いて 集った皆さんが 楽しそうに歌う
歌の友人が沢山出来た 歌で心の交流が出来た
墨田のうたごえ講座も永くつづいているが 講師と言われても仲間のようだ
京葉道路交差点のびわが色付いてきた
いずれも私の人生を 楽しくハーモニーさせてくれた
今度は 自分が会場を申し込み 仲間に呼びかけ 区の情報にも載せた
こうして 下町のうたごえが発足して 2年が過ぎようとしている
ボランティアに行く場合も 常に頭に曲の選定がある
あの人 あの人たちに どんな曲が 一番喜ばれるか
心のうちに 浸透していくか この考える楽しみがある
思いがけない曲が 誰かの心を揺すって 感情に現れたら嬉しい
いろいろな曲を試したりもして見た
歌は すべての方たちに 形を変えて生きている
明日は 下町のうたごえ
楽譜を眺めたり 準備品を点検したり 心は子供の時代に似てときめく