昨日の朝 テレビで佐賀弁による ラジオ体操第一を見た 指導者の声が佐賀弁である
これが今 話題になっている まるで外国語のように聞こえるが 何か郷愁の感じも受け取れるとか
このラジオ体操第一は 他に 鹿児島弁 秋田弁 東北弁 大阪 広島 熊本 博多 沖縄などがある
最近になって ふるさとの言葉 すなわち方言を大切にしよう 語り継ごう
更にふるさとの歴史や 民話 わらべうたを見直して行く活動が各地で盛り上がっている
以前はアナウンサーや俳優など ふるさとの訛りさえ隠していたが 今は明るくどこにでも表している
自動販売機で購入すると まいどおおきに なんて礼が聴かれたり カーナビも方言で誘導する
永い間 普通に会話されてきた故郷の言葉 方言は今やマイナーでは無い 誇りを持っても良いものだ
社会的には これは標準語でないと通用しないから 自分の土地の方言を知らない若者も増えてきた
ふるさとの民話を子どもたちや大人にも 方言を使って 読み聞かせをする活動も各地である
昨日の てんがらもんラジオのゲストは 鹿児島の福宿玲子さんであった 福が宿る良い名前だなあ(笑)
この方は かごっま弁でふるさとのむかしばなし や ふるさとのわらべ歌とあそび などの活動をされる
紙芝居も自作であり これをかごっま弁で読み聞かせる
方言だけでは 心も伝わらないが こうして絵にすると 視覚にも訴え 聴覚と併せ すっと入れる
日本画では 画家 村永定観氏に師事して 美術展でも数々の賞を受ける経歴である
80歳であるが 姿勢も良くおしゃれで とてもその歳には見えない 凛としたこれまでの人生の表れだろう
パーソナリティの3人の女性たちとは年齢も近く 仲間のように 気が合い あたたかな雰囲気であった
川柳教室の講師 石神紅雀さんは この方の紹介者であり 昨日は 石神陽子さんの名前である
この日からパーソナリティのレギュラー 快活で番組が盛り上がり 笑い声が素敵だ
福宿さんの 語り聞かせが読まれる 水を得た魚 語りも上手であり 民話があたたかく聴こえてくる
懸命に意味を聴こうと集中するが かごっま弁は私にとっては外国語 申し訳ないが分からない
終わって 石神陽子さんから 通訳(笑)で紹介して貰って ああ そうなのかと物語を理解する
大人も子どもも こうして ふるさとの言葉や民話を覚え 更に語り継いで行くことが大切と改めて感じた
そして 次が わらべうたである これは前回放送でも かなりのリスナーさんが興味を持ったものだ
わらべ歌にしても むかし遊びにしても どれも自分の幼い頃の記憶と重なり 郷愁を感じるのだろう
親から子へ 日常の生活の中で伝承してきたわらべうた それは自由に作り替えたりして各地で若干違う
子どもたちへも情緒を養い 親子の愛情 豊かな心を育む大切な要素を秘めている
遊び歌では まりつき 縄跳び てまり お手玉などで 女性なら懐かしく これらの歌が蘇る
男性は メンコ ビー玉 ベーゴマ などで歌は無いが 自然の歌では共通する想い出があろう
一番星みいつけたぁ や いろはにこんぺいとう などなら母親に教えられたものである
番組では 服宿さんも交えて 女性4人で わらべ歌を披露した 心地良い響きである
一かけ二かけ三かけて あんたがたどこさ はないちもんめ など数々を歌った
越中富山の薬屋さんの話 あやとり お手玉 多くのリスナーさんの郷愁に触れたであろう
てんがらもんラジオ視聴できます
http://www.ustream.tv/recorded/101544159
最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m
ブログランキングに参加しています
ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります
コメントは伝言コーナーへもどうぞ!
(メルアドは入力しなくてもOKです)