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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

「小豆島」

2005年06月10日 | エッセイ・日記・意見
凄く仕事ができる20代の女性がいる。その女性の弱点は「漢字」。
山田太一作の「高原へいらっしゃい」というドラマがリメイクされた時、旧知の主演男優Sさんに「今、『高原(たかはら)へいらっしゃい』をやっておられるんですよね」と言い、Sさんが爆笑した。周りはビックリした。
今日は、ある資料を読んでいて、僕も同じ資料を見ていて、嫌な予感がしたので、彼女が口を開くのを止めようとしたが、間に合わなかった。
それは、「小豆島」という言葉。僕が彼女の口を塞ぐより早く、「こまめじま」と言ってしまった。
「あずきじま」の方がまだマシだったのだろうが、失礼ながら、大爆笑してしまった。もちろん、僕達の世代は「しょうどしま」と呼ぶ事を知っている。
彼女だけが悪いのではなく、45歳の僕と20代の彼女の間には、恐ろしい位のカルチャーギャップがあるのかもしれない。
「漢字」も今では、パソコンや携帯電話が変換してくれるから、こういう事も起こるのだろう。
でも、自分の「勘」の鋭さに、自ら驚いた。「あっ、やばい・・・きっと、読み違えるぞ!」と思った瞬間に体は動いていたのだが、オフィスの床にへたり込んでしまったのである。
「会社に笑いをありがとう」。一生、彼女について行こうと思った。

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オンタイムで見ていた「巨人の星」やアニメ版「アタックNo.1」の面白い裏話がいっぱい。

2005年06月10日 | テレビ番組
テレビアニメ魂

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テレビドラマの行く末・・・

2005年06月10日 | テレビ
連続テレビドラマ「白い巨塔」から始まって、今度はTBSで「女系家族」。それと、テレビ朝日がやった「黒皮の手帖」、そして、「砂の器」。山崎豊子、松本清張という、二人の「人間の葛藤・嫉妬・嫌らしさ」を書ける作家の作品が次々にドラマ化されます。
やはり、これだけ、情報過多で、しかもその情報の「質」が良くないので、視聴者はこうした「人間本来持つ喜怒哀楽」をちゃんと描いたドラマが見たいのだろうと思います。
最近は、小説もミステリー以外はあまり売れてない状況の中、そのミステリーと言っても、「ストーリーの面白さを中心に読ませる作品」が多くなっているのは、「書き手」も「読み手」も「ゲーム脳」になっているのかもしれません。「作りこんだキャラクターの葛藤」より、「ストーリー展開のスピードと面白さ」を「ゲーム」は重視しているので、その反動がテレビドラマに求められているのかもしれません。
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