全国ご当地どんぶり選手権でグランプリに輝いた「柏崎鯛茶漬け」をご当地で食す。
レシピは「鯛めし+鯛の香り揚げ+鯛のなめろう」の "三味一鯛茶漬け" だ。
お腹を満たしたところで今日は越後線と弥彦線を呑み潰す。
柏崎市街を抜けてから暫くは中山間地を走るが、出雲崎辺りから広い水田地帯に出る。
稲刈り前だったら黄金色の美しい風景だろう。今は鷺の群れが餌を啄んでいる。
"良寛さんの出雲崎"、"魚のアメ横寺泊" を経て吉田駅、越後線は旅程の半ばで弥彦線とクロスしている。
吉田から僅か2駅で神社風に朱に塗られた弥彦駅、ここで二拍手をして帰っても良さそうな風格がある。
折角なので彌彦神社で「もみじ谷」と「菊まつり」を覗いてみる。
駅北側にあるのがもみじ谷。弥彦山の小さな谷が鮮やかな紅や黄に染まっている。
弥彦神社の二の鳥居から本殿までは沢山の菊花で飾られ華やかだ。
洋食器で有名な燕経て30分ほどの乗車で東三条、終点らしい車止めのある0番線に到着する。
15分ほどのインターバルで同じ車両に乗って吉田まで引き返したら、越後線に戻って新潟へのラストラン。
ガタゴトと信濃川鉄橋を渡って列車は新潟駅に終着する。
夜の帳はすっかり降りて、美川憲一の歌よろしく新潟駅のサインが青く浮かび上がていた。
越後番屋酒場で新潟の家庭料理 "のっぺい" に "栃尾の油揚げ" と "幻魚" を愉しむ。
昨日もしこたま呑んだから...今日はビールにしておこう。