旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

握りまでたどりつかない鮨処で「あたごのまつ」

2017-04-15 | 日記・エッセイ・コラム

 

 週末は大抵、ひとり旅の空の下で呑んだくれている。
だからたまには家族を誘って地元の鮨処。ここ、旨い酒を選んでるんですよね。
先ずは "特別純米あたごのまつ"、宮城は新澤醸造店の酒です。果実香がふわっと広がる。
おまかせのお造りは、酢味噌でいただくホタルイカがお気に入り。

 

『カッコつけます うどん県』 にも旨い酒がある。
はじめて口にする "特別純米 川鶴"、これもメロン系の甘い香りかな。
シャイシャキの水菜にパプリカとたっぷりのジャコをのせたサラダを肴にいただく。

 

空豆、ヤングコーン、しいたけ、タマネギを焼いてもらって、"黒龍 純吟 垂れ口" を。
福井は永平寺の酒、うすにごりの原酒が、野菜の甘みを肴に旨いね。

 

いつも握りまで辿りつかないのだけれど、蒸車海老、サヨリ、真鯛、芽ねぎを握ってもらう。
罪滅ぼしのつもりの鮨処、結局勝手気ままに呑んでしまう宵なのだ。