旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

"ブーツのかかと" プーリア州サレント半島から

2017-11-09 | 日記・エッセイ・コラム

 イタリアンレストランとワイン生産者のコラボレーションディナーに出かけた。
「トラットリア ビコローレ ヨコハマ」はカジュアルに本格的なイタリアンが愉しめると評判のお店。 

「Tenute Rubino」は "ブーツのかかと" プーリア州サレント半島のワイナリー。
「サレント半島=バルクワイン」のイメージを打破すべく様々な試みをしている生産者だそうだ。
土着品種「ススマニエッロ」にこだわったワイン造りをしていると云う。
今宵のイベントはTenute Rubinoが持ち込んだご自慢の7種と佐藤シェフの創作を味わうものだ。 

 

乾杯はススマニエッロ100%、瓶内二次発酵スパークリング。澄んだ紅色がキレイでしょ。
豊かな果実香とイーストの香りが立ちあがる "スマレ メトード・クラッシコ ブリュット サレント2013"。 

 

佐藤シェフの料理は8皿、味覚も視覚も大満足に、美味しく愉しませていただいた。

 

「子羊のロースト」には、樽熟成を経たススマニエッロの赤。この品種の最高到達点だそうだ。
"トッレ・テスタ ススマニエッロ サレント2013" は強烈な果実味ながらエレガントな味わいと評されている。
ワインのうんちくは無いのだけれど、どれも掛け値なしで美味しいワインを愉しんだ宵なのです。