旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

奥能登の酒 "谷泉" ・ "宗玄" 酔いしれる

2018-01-13 | 日記・エッセイ・コラム

 

 弟と呑むのは1年ぶりだ。加賀料理を肴に能登の酒を愉しむ。休日の午後、銀座にて。
「谷泉」は能登町、鶴野酒造店の酒。口あたりはやさしいがキリッとした辛口の酒だ。 

 

合鴨の治部煮、笹小鯛卯の花和え、加賀料理は繊細で見た目も美しい。
「宗玄」は珠洲の酒、1768年創業と云うから250年続いた奥能登最古の蔵元だ。
"純米石川門" は地産の酒米で醸したこれまた辛口の酒。当然冷やで飲むのが旨い。

 

四合瓶を2本、ちょっと飲みすぎたか。でもまだ松の内。最後は蟹御飯で〆る。
折角旨い酒を楽しんだのに...... 妻たちは呆れ顔だ。
このあと酔いざましなどと云いながら、築地場外を冷やかして、
生カキなど抓みながら、熱燗のワンカップなど呷ってしまうのだから。 

 

サムライ / 沢田研二 1978