信越国境の豪雪地帯でも深い残雪が消えるころに十日町を訪ねた。
越後妻有の、布海苔(ふのり)をつなぎに使ったコシの強い「へぎそば」を食べるため。
駅から歩いて10分、へぎそばの名店小嶋屋本店は、GWの親戚一同的グループで満席。
素朴で耳にやさしい新潟弁が飛び交ってなんだか良い雰囲気だ。
突き出しの野沢菜、きんぴら、雪下人参を肴に、淡麗辛口の "松乃井" を冷でやる。
淡麗辛口でほろ酔いになったところで "へぎそば" をズズッといただく。
本当は大きな片木の5~6人前を、大勢でいただくのがお作法。お一人様はちと寂しい。
それでも地野菜の天ぷらと一緒に美味しくいただいて満足なのだ。
2016/04/30
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