旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

一酒一肴 仙台・鶏唐ポン酢と栗駒山と

2021-02-02 | 津々浦々酒場探訪

 「酒は男の子守歌」って泣かせるキャッチフレーズの駅前酒場丸昌は仙台の人気店。
看板には「もつやき専門」の文字、もつもレバーもNGな私、暖簾の下で一瞬躊躇するも、
店内の活気と「今なら1名様お入りいただけまぁす」の声に惹かれて一歩踏み込むのだ。
 宮城全蔵の地酒が飲めるのもこの店の売り、コップ酒一杯330円と財布に優しい。
一杯目は千田酒造の "栗駒山" 、ササニシキで醸したまろやかな口当たりの酒を愉しむ。
アテに "鶏唐ポン酢"、これも150円也、カラりと上品に揚がって美味しい。侮れない。
青葉通りに街灯が点るまで小一時間、ほろ酔い気分で〆て1,800円、勤め帰りのご同輩が
引きも切らないのが頷ける丸昌なのだ。

2020/01

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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