旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

津々浦々酒場探訪 大衆割烹 八べゑ@名古屋 太閤通口

2024-12-20 | 津々浦々酒場探訪

屹立する3棟のタワーが圧倒的な存在感で、太閤通口に居ても覆い被さってくるような感覚がある。
そんな名駅に背を向けて1本入ると、ビジネスホテルと大衆酒場が混在した、出張者の巣のような一角がある。
立ち呑みの有名店を袖にして、今宵はとあるホテルの地下にある大衆割烹への階段を降りる。

 

厨房を囲むカウンターに席を占めて、先ずは “SUPER DRY” の生中を。お通しの “辛子明太子” がいいね。
アテの “大人のポテサラ” は、トッピングの半熟卵天を割るところから始まる。マイルドで美味しい。

三河湾に揚がった新鮮な魚を “お刺身五貫盛り合わせ”、なぜ貫と云うのか分からないけど、
解凍ものではないことは分かる。ほんと新鮮なのを一口ずつ、美味しくいただく。

続いて “天ぷら5種盛り”、なにを揚げてもらうか迷うよりお任せでいい。
「天ぷらにはこちらがgood!」と推しているから、“甘くないレモンハイ” で継なぐ。
凍らしたレモンがぎっしり詰まっているから、ナカをたのんで二杯目も楽しむ。

昨晩も飲み過ぎたから、今宵は蒸留酒で継ないでで4杯目もジョッキーで “ハイボール” を。
アテは “のどぐろ出汁の湯豆腐”、寒いから最後は美味しく温まりたい。なかなか旨い出汁で感心しきり。

カウンターに座って、料理人の包丁さばきを眺めながら呑めば、お一人様だって楽しい。
さてとしっぽりと呑んだら納屋橋のホテルに戻りますか。きしめんでも啜ってね。

<40年前に街で流れたJ-POP>
君が嘘をついた / オフコース 1984



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