醤油をベースにした真っ黒なスープは想像以上の黒、勧められた太麺を択ぶ。
レンゲで真っ黒をひと口、こっこれは辛いというか塩っぱい。
しょっぱいスープを絡めた太麺をズズッと啜って、美味い、いやビミョーだな。
いや、食べるにしたがって「これは美味い」の暗示にかかってくる。きっと遠からずまた食べたくなる。
戦後復興期におにぎりやドカ弁を持ち込む労働者たち、そのおかずになるようなラーメンなのだそうだ。
この手の話はよく聞く。三条のカレーラーメン、太田の焼きそば、みな高度成長期の産物だ。
ご機嫌な時間を過ごした酒場を後にして、電車通りを渡って城址大通りに出る。
賑やかな交差点の角に「富山ブラックラーメン」の幟がはためいている。入ってみようか。
地酒が並んでいるし洋酒のボトルも逆立ちしている。おでんが煮えているし、かき氷のメニューもある。
いったい何屋さん?でも厨房を囲むカウンターはラーメン屋のそれだなぁ。
なんだか混沌としていて、それでも昭和27年創業の老舗ラーメン屋での一杯なのだ。
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<40年前に街で流れたJ-POP>
月夜に気をつけて! / 中原めいこ 1983
8年前にたべに行ったのを
思い出しました。
私のほうは 薄目 山椒なし薄目をたのんだので、しょっぱさはなかった気が
店によるのでしょうね。
https://blog.goo.ne.jp/tsakaegoo/d/20150616
大喜は有名ですね。美味しかったですか。
一度訪ねてみたいのですが、閉店時間が早いのが難ですね。
次回はチャレンジしてみます。
コメント、ありがとうございます。