春日山城址に登ってきました。
上杉謙信、上杉景勝(会津移封まで)が居城とした春日山(鉢ヶ峰)山上の城郭です。
山全体を要塞化したのは、謙信の父長尾為景が入城した1500年代初頭以降のようです。
春日山神社下の駐車場から登り始めると高田平野を睥睨する謙信公像に遭遇します。
ここから大手筋の山道を登ること10分程、最初の大きな平坦地「三の丸」に到着します。
三の丸は謙信の死後、景勝との跡目争いに破れ自刃した三郎景虎の屋敷跡があります。
伝承では相当な美男であったとされ、歴女が訪れる城址の中で最も賑わうポイントです。
さらに10分、山道を上り詰めると、標高189mの山頂である「天守台・本丸」に達します。
高田平野の北西端に位置する春日山は、足元に湊と北陸道の入口を治め、
他3方を北信濃・魚沼・越後平野に睨みを利かす要衝です。
搦手筋を下っていくと、本丸直下に謙信が出陣前に籠ったとされる「毘沙門堂」。
更に進めると「直江兼続屋敷跡」が広がります。この平坦地もかなりの広さです。
「虎口」「千貫門」を経由して山腹に戻ると「春日山神社」が広がります。
こちらは米沢の上杉神社から分霊され、謙信公を祀った神社で1901年創建のものです。
8/25・26両日、「謙信公祭」が催されます。昨年の謙信役はGACKT。さて今年は?