麻釜(あさがま)湯に浸かって、じわじわ汗が滲み出る。
飯山駅まで戻るリムジンバスまで40分、生ビールの一杯を飲もうと温泉街の蕎麦処へ。
最近お気に入りの酒 "水尾" があったので予定変更、辛口吟醸を枡に零してもらう。
英語併記のメニューから "とろろそば" を択ぶ、辛口純米を舐めながら待つのも楽しい。
温泉街の蕎麦屋だからといって侮ってはいけない。香り高く、コシがあって美味い。
地産のとろろをたっぷり絡めてズズっ、後半は温泉卵を絡めてマイルドにズズっと
手打の二八を堪能して満足。寄り道を終え駅に戻れば、飯山線の旅は続くのだ。
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恋=Do! / 田原俊彦 1981