東京の日の入りは16:30、大塚駅前はトワイライト、都電荒川線の電車がテールランプを引いて走っていく。
立ち呑みで巡る山手線の旅も3ヶ月半ぶり、いやいや反省しています。今宵は大塚「ドラム缶」で呑む。
先ずはPubを気取って “フィッシュ&チップス”、よく冷えたジョッキに泡立つ “生ビール” を一杯。
いやぁイングランドvsフランスはここで観たかったね。
“ナカ” をお代わりして、ホッピーを丁寧に注ぎ足す。キレイに泡立つとテンションが上がるでしょう。
この手の酒場に無くてはならない “ポテサラ” は店の特徴がよく出る。ドラム缶のそれはちょっとクリーミー。
フロアにはテーブル代わりの文字通り「ドラム缶」が置かれて、壁には遥さんが “角ハイボール” を誘っている。
なにより清潔感があるし、一見さんにも優しいお姐さん。ホスピタリティーも申し分ないご機嫌なお店だ。
隣の常連さんの鍋が気になって訊ねる。“牛なべ” だって、本日の特別メニュー、これ頼まなきゃ。
遥さんの視線が気になって最後は “角ハイボール” を。明治のハイカラと戦後のハイカラの酒肴で〆るのだ。
今までの12駅中最も明るくカジュアルな雰囲気の「ドラム缶」に夜の帳が下りる。次は池袋で会いましょう。
<40年前に街で流れたJ-POP>
マイホーム タウン / 浜田省吾 1982
お酒はそこそこお呑みになりますか。
今夜は燗酒、と言うからには、お嫌いではないかと。
ふらっと一人、立ち呑みに寄るのが、ささやかな楽しみです。
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