夏の終わりと、恋の終わりが一度に訪れる。
海沿いのカーブを曲がって見えなくなる、貴女の白いクーペを見送る「僕」。
別れを告げて、ひとりクルマを降りたのだろうか。胸が痛い。
街のランドマークで稲垣潤一のX'masディナーショー。
"夏のクラクション"
"ロングバージョン"
"思い出のビーチクラブ"
"バチュラーガール"
数々のイメージCMを飾った80年代のメロディーがボクにも胸が痛い。
さて今宵はX'mas。
霧笛が聞こえてくるレストラン。乾杯した1年前を思ってひとりで過ごす「僕」。
"メリークリスマスが言えない"
"クリスマスキャロルの頃には" ふたりの愛を確認したい「僕」。
今宵はドラマに溢れる夜なのだ。
クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一&広瀬香美