旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

JY06 山手線立ち呑み事情 晩杯屋@鶯谷

2022-06-18 | 大人のたしなみ

 鶯谷駅南口からホテル街をやり過ごすと言問通りに出る。っと対面に角打ちが一軒、立ち呑みが一軒。
どちらも連休明けまで営業自粛していたから、それが「山手線立ち呑み事情」運転見合わせの理由でもあった。
漸くの運転再開。っで、ちょっぴり妖艶なオレンジの灯に誘われて「晩杯屋」に吸い込まれてみよう。

一杯目はお約束の “生ビール” を呷る。泡立ちもジョッキの冷えも申し分ない。好感度良好なのだ。
アテは “黒ムツ刺身”、旬を外して脂のりはさほどでないけれど、ちょっと一杯のお供には申し分ない。

カウンターの調味料の脇に紙とえんぴつを入れた籠を見つけた。どうやら自分で伝票を書くのがお作法らしい。
それでは早速 “極厚ハムカツ” と走り書きしてお兄さんに手渡す。二杯目は爽やかに “生ゆずハイ” を択んだ。
辛子をたっぷり付けて厚切りをかじる、鼻にツンっときたところに生ゆずハイをゴクリ、これが楽しい。

場所がら客層はご同輩ばかりと思いきや、若者もお嬢さんもオバちゃんも、老若男女が並び立つカウンター。
“冷やっこ” には小エビを散らして、このひと工夫が客の心を掴む。刻みネギと生姜、ポン酢をかけて美味しい。

食事代わりの “納豆オムレツ” でまったりしたら、中をお代わりした “黒ホッピー” でさっぱりと流し込む。
開け放した窓から流れ込む心地よい風に吹かれて、ちょっぴりほろ酔い気分の鶯谷の夜。次はぁ日暮里ぃ。

哀愁のカサブランカ / 郷ひろみ 1982
     



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あら意外ですね~ (ZUYA)
2022-06-18 20:40:12
呑み人さんは居酒屋に関しては、“渋め”が規準だと思っていましたよ~

小生は鶯谷は、近年広くなった「信濃路」かマニアの中のマニアの店である「東瀛(とうえい)」しか行かないですね~

もうねぇ普段使いの店を新規開拓する気が無くなってしまいましたよ
返信する
Unknown (呑み人)
2022-06-18 22:11:12
ZUYA さん、こんばんは。
鶯谷、詳しいですか?
立ち飲み屋はそう候補はないと思いますが、
渋いお店をご存知でしたら教えてください。
私は3年ほど、入谷交差点近くのオフィスに通いました。
侘助、三富あたりで飲みましたね。
コメントありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。