▲ 映画「マグニフィセントセブン」
お早うございます。
東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。
ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
昨年から楽しみにしていた映画「マグニフィセントセブン」が上映されたので、見に行ってきました。
アクションシーンには切れがあり、見ごたえあります。
アクション映画としてはかなり上出来、一級品です。
元ネタ「荒野の七人(七人の侍)」と比べると、話はかなりわかりやすくなっています。
しかしながら、ガンマンと農民たちとの交流、ガンマンたちの人間臭さといった、「荒野の七人(七人の侍)」が丁寧に描いていたウエットな部分をバッサリ切りすぎていて、作品から品格をも切り落としているように感じます。 それが監督の狙いなら、バッチリ実現しているのですが、それ故か、鑑賞後も余りあとに残りません。
私が特にワクワクしていたのが、どうやってガンマンをリクルートしてチームを結成してゆくかでしたが、偶然居合わせたギャンブラーとか、古い知り合いと其の連れとか、クマ男とかインディアンとかこれと言ったドラマもなく、なんとなくチームが出来上がるのですが、前半の見せ場のはずが退屈なまま、全く盛り上がりません。家人は爆睡していました。
当作品は「荒野の七人」から「七人の侍」風味を徹底的に抜き取ったドライなマカロニ・ウェスタン風であり、下敷きにした作品のグレードを期待すると落胆させられます。
が、繰り返しになりますが、アクション映画としては間違いなく一級品です。
ドンパチ始まると、爆睡していた家人もスクリーンを注視していました。
おまけのテーマミュージックは嬉しかったです。
▲ 映画「マグニフィセントセブン」
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