▲年始のご馳走シリーズ 「関東風雑煮」
当家のお正月は「関東風雑煮」で始まります。
亡くなった母の味にとても良く似ているのですが、家人が母の味を受け継いでくれた、というわけでは全く無く、ただの偶然の一致のようです。
まあ、それくらい関東人にとってはポピュラーな味なのでしょう。
しかし、違いは餅の調理法です。
家人は煮て柔らかくするのですが、母は焼き餅一択でした。
餅の「焦げ」が美味しい、風味がある、などと両親は言ったのですが、どうもせっかくの汁が濁るような気がして、もったいないように感じていました。
家人が雑煮を作ってくれるようになって以来、私は思いを強くしています。
やはり、「関東風雑煮」には、「煮た餅」が合う、と。