新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

2022 冬ドラ雑感「妻、小学生になる」、「ミステリと言う勿れ」、「正体(wowow)」、「DCU」

2022年05月04日 11時22分34秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲「妻、小学生になる」今期の一番!


だいぶ遅まきながら、終了した2022冬ドラの雑感です。

「妻、小学生になる」

今期、私が一番面白かったと思った作品です。

10年前に亡くなった恋女房が、小学生になって戻ってきた、という荒唐無稽な設定ながら、NHK朝ドラ「おちょやん」ヒロインの少女時代を演じた毎田暖乃はじめ、主要演者、堤真一、石田ゆり子、蒔田彩珠、神木隆之介の演技がとても良く、不思議なリアリティを感じさせるドラマになっていました。

最終盤が少々失速気味なのが残念でした。

「ミステリと言う勿れ」



毎週それなりに楽しく視聴しておりましたが、最終回、あれは何?という印象が強く、かなり残念なドラマになってしまいました。

「正体(wowow)」



家人がwowowにわざわざ加入してまで見たい、というドラマがジャニーズ・KAT-TUN、亀梨君主演の当ドラマでした。

原作である染井為人の同名小説を、亀梨君主演のドラマとして仕立て直し、ドラマはハッピーエンドを迎えました。

よく出来た原作と手練れの脚本家(前川洋一)が組むと、大人の鑑賞に耐えるドラマができるのだと実感しました。

「DCU」



TBSドラマ看板枠の日曜劇場ですが、とても残念ながら、2作続けての(日本沈没に続く)低調ドラマでした。

ドラマの設定、凄腕の潜水士が地上での捜査権を持つ、というのがかなり不自然な上、回数を経るごとにしょぼくなる潜水シーンには頭痛さえ覚える程でした。

深海とか、深い湖とかでなく、水族館のプールとか、最終的には温泉の浴槽に潜るという、別に凄腕の潜水士でなくてもよいのではないか?というのが切なすぎました。

金も時間もかけて、なぜこんなつまらないドラマが出来てしまうのか、研究に値すると思うのですが、いかがでしょうか?

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