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▲ 「日本の長寿村・短命村ー緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める」近藤正二著
東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。
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▲ 日本の長寿村・短命村
ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
ムック本より詳しく糖質オフについて勉強しようと思い、40万部を超えるベストセラー「医者が教える食事術」牧田善二著を読みました。
「太る」メカニズムがとてもわかり易く記述されていて、糖質オフダイエットの合理性が良く理解できました。
著者が書籍中で大絶賛している本があり、強く興味を惹かれたのでググってみると、古本で購入することはできるものの、元の値段が800円程度なのに現在はなんと10倍以上、ある古書店など1万円を超す値付けをしておりました。
40万部を超すベストセラー本で絶賛されているので、私同様興味を持った読者が価格を釣り上げてしまったようです。
調べ進めると、ページ数は200に足りず、近藤正二氏の講演などを分かりやすくまとめた本で、学術書などと違い、とても読みやすいということが分かりました。
幸い東京都中央図書館で閲覧できることも分かり、早速出かけてきました。
実際かなり読みやすい本で、2時間もかからず読み通すことが出来ました。
近藤先生によれば、長寿村には共通した食習慣があり、それが大豆・芋・人参・海藻を常食することなのだそうです。
同様に短命村にも共通した食習慣があり、それが白米の多食、野菜の少食なのだそうです。
芋・人参の多食は糖質オフと矛盾する悩ましい点ですが、特に海藻を常食する村にはほとんど脳卒中が出ないというのは実に興味深い記述でした。
またアルコール摂取は長寿・短命にほとんど関係ない旨の記述もあり、飲ん兵衛にはうれしいことでした。
実に面白く、興味深い本であることは間違いありませんし、牧田先生が絶賛するのもよく分かる本ですが、流通価格が高すぎます。
需要供給のバランスで価格が高騰するのは止む終えませんが、現在の価格は少々上がり過ぎのような気がします。
お近くの方には東京都中央図書館で閲覧することをお薦めします。
セレクトショップ ブティック自由が丘101
http://www.jiyugaoka101.com