
新潟市文化財センターの収蔵品の中にこの様な物が有ったのです。
最初は何でこんなものがここに有るのかと思ったのだが、説明を聞いてビックリ!
今から70年程前に新潟市近郊で撃墜されたB29の残骸だとか・・高射砲で撃ち落とされたみたい。
日本の高射砲弾の届かない高空を飛んでいなかったのか、どうせ当たらないと高度を下げていたのかは分らないが、墜落して地中に埋もれていたのだろう。

何でこの様なものが文化財に当たるのかは不明だが、兎に角収蔵品の一部であるのは確かだ。
箱の中の白い袋の中の物体は「消化剤」だとか、日本の軍用機は被弾すると呆気なく発火してしまったそうだが、被弾しても自ら消火する装置があったとは・・当時の技術の差が歴然です。
日本の双発の攻撃機の綽名は「ワンショットライター」(一発着 火ライター)または「フライング・ジッポー」(空飛ぶジッポー)などと呼ばれていたと言う・・これでは搭乗員は気の毒としか言えません。
以前は埋蔵文化財センターと呼んでいた覚えが有るのだが、今は「埋蔵」の文字が消えたみたい。