かれこれ9年か10年前にリサイクルショツプで安く購入して
山小屋の水配管に使って居たパイプマシンを点検すると
配管径とパイプを掴むホイルが固着して全く動かぬ状態だ
配管を切る切削油不足で水配管に使うのだからと食用油を継ぎ足した
この油がいけなかったのでしょう 家庭のレンジ油汚れと同じ現象です
使い放しでメンテナンスを怠った罰です
パイプマシンREX20AⅢ
ネット検索すると2004年には生産修了品でした
それでも部品図は2008年まで出されていたらしい
部品展開図
何故回らないのか手掛かりを得る為に図面を探した
汚れた機械
サイズ変更が出来ないダイヘット
叩いても揺すっても全くサイズ変更が出来ません
パイプを銜えたまま動かぬホイル
パイプを挟んだままで回って緩む筈のホイルも全く動かない
ようやく外したパイプ
浸透油を掛けて叩き回してやっと抜いたパイプ
汚れ落とし
ガソリンを入れて内部の汚れを金ブラシを使って落とします
家庭用の食器洗い洗剤の方が良かったのかも?
OIL受け
OIL受け部も食用油で汚れ放題です
マイナスドライバーや金ブラシで落とします
ダイヘットを外す
かなり面倒そうなので外して小屋へ持ち帰って分解清掃です
ダイヘット分解清掃
やはり汚れが詰まってました これでは回る筈有りません
ドライバーで汚れを削り落とした
グリース塗布
組み立て前にはグリースを薄く塗って組み上げます
ダイヘット チェーザ清掃
ねじ切り機の重要な部品であるチェーザの汚れも
綺麗に拭き取ってダイヘットに組み込んだ
切削油を入れてテストねじ切り
今度は正しい切削油を入れてねじ切りテストです
テスト成功
一応ねじ切りは出来ました購入した時に付属して来たチェーザは
古いものでして完璧なネジでは無いけれども使えます
チェーザ1組買うだけても結構な値段なのでこれで間に合わせましょう
※使い放しは良くないね反省です