葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

公園のベイビー

2006年10月31日 | ベイビー
昼過ぎ、お昼寝しそうでしないので、家の前の公園に行きました。
家を出る直前まで、ピンクのビニールバック(約20cm四方)で遊んでいたベイビー、離してくれないのでそれも持参。
(ちなみにこのビニールバックはベイビーがどこぞの引き出しから発掘してきたもので、もともとはママの所有物です

公園には男の子とそのママがいました。
聞くと2歳5ヶ月だとか。元気に走り回っていました。

ベイビーは、芝生の上でお座りしたまま微動だにせず。
ママの吹いたシャボン玉を指差して「おぉ~」って言うくらい。

やがて男の子がベイビーに興味を示し、近づいてきました。
ベイビーも男の子に視線釘付け。明らかに、警戒してます

目の前に男の子が座ると、ベイビーはもうシャボン玉なんて見てくれません。
ニコリともせず、どちらかというと睨み気味・・・

しばらくすると、
男の子はベイビーの持っていたピンクのビニールバックを奪い取ってしまいました。

  あ~らら、泣いちゃうな。

そう思ってから数秒後、案の定

  ふえぇぇぇえ~

やっぱり泣いた

泣いたところで2歳児が返してくれるはずもありません。
どうするかなぁとおもっていると、数秒後、
泣き止んだ

男の子が目の前でビニールバックをちらつかせても、手も出しません。

  家でママがそんなことしたらめちゃくちゃ怒るくせに~

そう思っているとベイビーが「もう帰る」と抱っこを要求。
「アレ、お兄ちゃんにあげちゃう?」
って言っていたけれど、男の子のママさんが男の子からビニールバックを奪取し、
「ごめんね~」
と返してくれました。

男の子、号泣。
ママさんに抱きかかえられ、姿が見えなくなっても泣き声だけは聞こえていました。

ベイビーはそれを不思議そうに見送り、何事もなかったかのように帰宅。
帰ってから戻ってきたビニールバックをカジカジしていました。

  やっぱり要らないわけじゃなかったんだ・・・。

家の外では緊張のせいか、ほんとうに「おとなしい」ベイビーです。
いつの日か、お外でももう少し活発になる日が来るんでしょうか?!
家の中と外でのギャップも含めて、見てて面白いからいいけどさっ


***余談***
帰宅後のパパにこの話をすると、
「そっかぁベイビーは強がってたんだね。
 そういうところはママそっくりだね
・・・そうなの?!