葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

絵本「ベイビーのほしがき」 4

2012年05月01日 | 絵本「ベイビーのほしがき」
おゆにつけたかきは、みずけをきってほすじゅんびをします。

たいてはこうやってロープのりょうはしにかきをむすんで
ものほしざおにひっかけてほすみたいだけれど



「これじゃあせんたくものをほせないわね」
とママがいいました。
「だったらどうするの?」
「どうしようかなぁ。…あ!いいことをおもいついた!」
そういってママがもってきたものは…。



「あ!タコさんだ!」
ママがくつしたをほすときにつかっているタコさんハンガーでした。

かきのえだのぶぶんをせんたくばさみではさんでいきます。
おもいから、おとさないようにきをつけてね。

ぜんぶのかきをつるすと、タコさんはすこしおもたそうでした。
おとさないようにきをつけながら
ベイビーはかきのついたタコさんをベランダのものほしざおにかけました。



あとはおひさまにまほうをかけてもらうだけです。

「タコさん、おひさま、よろしくね」