葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

夏休みの思い出 2(石見銀山)

2019年09月10日 | おでかけ
翌日は島根です。

これまで島根に帰った時は、
日御碕灯台、三瓶山、奥出雲あちこち、出雲大社、石見畳ヶ浦、仁摩サンドミュージアム、しまね海洋館AQUAS、松江フォーゲルパーク松江城・・・
といろいろ観光したけれど、大事なところに行ってないと気付きました。

そう、石見銀山。
世界遺産ですよ。

パパに提案すると、

「え?ただの坂道やん」

と、全く興味なさそうな様子。
それもそのはず、親戚がそのあたりに住んでいるので、慣れ親しんだ風景すぎてありがたみのかけらもないようです。
でもね、せっかくなので行こうよ!と押し切ってついに行ってきました。


石見銀山入り口の大森代官所跡近くまで車で。



まずは銀山ゾーンで龍源寺間歩(通り抜けできる坑道)を目指します。
真夏に45分歩いて登るのはきっと無理(特に私)というパパの判断で、大森代官所跡近くで電動自転車をレンタルしました。
電動自転車だと、15分くらいで着くんだとか。





木漏れ日の中、爽快です。
ちなみに、お嬢は電動アシストされるとバランスをとりにくくなるとのことで、アシスト切ってました。
若いねぇ。


自動販売機はこんな感じでカモフラージュされてます。


青山剛昌ふるさと館付近でみかけたコナン缶を島根でも発見!
どれが出るかわからない缶のデザインは6種類で、鳥取では2種類(安室さんと真さん)出ました。


そんなこんなであっという間に自転車終点までやってきました。
自転車を降りて、少し登ると、龍源寺間歩です。





銀山の坑道を表す「間歩」は1000近く発見されているようで、ここまで登ってくる間にも、間歩番号を振られた小さい穴をいくつも通り過ぎました。
龍源寺間歩の近くにも、間歩。間歩。



坑内を見学できる間歩は、この龍源寺間歩と大久保間歩の二箇所だそうで、大久保間歩の方が広いけど一般公開されている期間が限られているようです(←帰ってきてから調べた)。
大久保間歩の存在を知ってたら行ってたなぁ。。。

龍源寺間歩は、入った瞬間に別世界でした。
めちゃくちゃ涼しかったです。
壁面には手で掘り進んだ後がくっきり残ってて、人が一人進んでいける最低限の広さの坑道。

前方でガイドさん(有料)が話しているのが聞こえてきたんだけど、キラキラ光って見えるのは残ってる銀だとか。
でも水のキラキラと銀のキラキラの違いは私にはわかんなかったよ。
坑道の職人さんたちは、勘を頼りに鉱脈に沿って掘り進んでいったんだとか。
気の遠くなる作業だなぁ。


間歩を出て、自転車で坂道を降りていきます。
爽快ったりゃありゃしない

坂道の途中で銀細工の店があったので入ったんだけど、お嬢はそこで銀細工の数々に釘付けになってました

熟考の末、1点お買い上げ。
その後、一旦自転車を返却して町並み地区を散策しました。






ちょっと疲れたので、ここでカフェ休憩。
見上げてみると・・・


ツバメ行列。




隣の人が「おにぎりセット」を注文してて、ものすご〜く美味しそうだったんだけど、このあと義両親といっしょにおひるごはん食べる予定だったのでやめときました。

そんなこんなで初めての石見銀山でした。
だいぶ観光客数も減っているようなので、行ったことのない方は是非行ってみてくださいな。
ものすごく何かがあるわけじゃないけど、昔ながらの風景と、人と自然が共生する環境を感じられると思います。



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