Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」(No. 62)「何が言いたいわけ?」

2008-05-10 | Weblog
表現62)What's the bottom line?(何が言いたいわけ?)

さて、今回は「一番下の線」についてのお話です。「一番下の線が…何が言いたいわけ…になる?」では、今回はまず会話文からみてみましょう。その中で「一番下の線」(?)の意味を確認してください。では、会話(夫婦の会話)です。

(Judy and Robin are about to go out for shopping.)
Judy: Are you ready to go, Robin?
(準備できた、ロビン?)
Robin: I cannot find the shirt I want to wear.
(着たいシャツが見つからないんだよね)
Judy: It doesn't matter. No one is interested in your shirt, Robin.
(そんなことどうでもいいでしょ。誰もあなたのシャツなんか気にしちゃいないわよ、ロビン)
Robin: All right. I hear it's going to rain before noon. Do you know that?
(わかったよ。昼前に雨が降るってさ。知ってた?)
Judy: We will be in the shopping mall, Robin.
(私達はショッピングモールにいるのよ、ロビン)
Robin: Ah, that's right. Isn't Peter coming back from the camp in the morning?
(あぁ、そうだね。ピーターは、朝キャンプから帰ってくるんじゃないの?)
Judy: No, he is coming back in the evening.
(違うわ。夕方よ、彼が戻ってくるのは)
Robin: Really? Okay.
(そうだったんだ。わかった)
Judy: Look. What's the bottom line, Robin? You don't want to go?
(ねえ、何が言いたいわけ、ロビン。行きたくないわけ?)
Robin: Well, the shopping mall is pretty crowded…
(いやね、ショッピングモールはかなり混んでるだろ…)
Judy: So what? Didn't you promise to go shopping today?
(だから何よ。今日行くって約束してたんじゃないの?)
Robin: I drank too much last night, so I don't feel like driving,)
(昨日の夜飲み過ぎちゃってさ。運転したくないなってね)
Judy: Give me the key. Stand up and get dressed. In five minutes.
(車の鍵ちょうだい!(さっさと)立って、着替えて。5分のうちにね)
Robin: Yes, Ma'am.
(はい、わかりました、奥様)

とまあ、どこの夫婦の会話にも聞かれそうな内容でした(夫婦とは限らないかな?)。身に覚え、ありません?(失礼…)ともかく、the bottom lineというのは、「一番下にある線」ということで、なんだかんだ言ってもそこから下はない、つまり、そこからは引き下がれない線といったイメージから、「一番大事なところ(もの)」「肝心なところ(もの)」「要点」「結論」といった感じの意味になります。上の会話では、What's the bottom line?を「何が言いたいわけ?」と訳しましたが、この場合、the bottom lineは、「本当に言いたいこと」「(いろいろ言ってるけど)その結論」つまり、「本心」といった意味で使われています。

基本的な使い方は、自分が言う場合は、何かについて話しをしていて、その状況説明などをいろいろした後に自分がもっとも伝えたいことを言おうとする時、その切り出しの言葉として使います。以下をどうぞ。

The bottom line is (that)….
(要は…だということです)

例文ですか?そうですね~じゃあ…

The bottom line is (that) I love you.
(要は、君のことを愛しているってことさ)

「ちょっときもい…」あ、すみません。よく映画で、君のことが心配だ、気にかかるんだ…なんて言ってて、最後に告白するシーンってありますよね。その最後の(いわゆる)殺し文句の切り出しが、The bottom line is…というわけです。どうです、一度使ってみては?もちろん、英語がわかる人にね。

相手に対して使う場合は、上の夫婦の会話でもわかるように、(説明はわかるけど)相手の言ってることがよくわからない、結局要点は何かを言ってほしい、つまり、「だから何が言いたいの」という気持ちが出た時に使うのが一般的です。ですから、What's the bottom line? Tell me the bottom line. I don't know what the bottom line is.のように使えばいいわけです。

あ、最後にもうひとつ。このthe bottom lineがビジネス(商売)で使われる場合、商売で「肝心なもの」ということで、「利益」「損益」という意味にもなります。例えば…

President: We have to improve the bottom line in the next fiscal year.
(次年度(会計年度)には純利益の向上を図らなければならない)

といった具合です。今回の表現(What's the bottom line?)は、簡単に言うと、相手が何かをごちゃごちゃ言ってる時(そう思った時)に、「いい加減にしてくれないかな」「だから何よ」「で!?」という感情がふつふつと湧いた時に使う表現、そう覚えておいてください。僕の文章を読んでいて、「なんかまどろっこしいなあ…何が言いたいの…もう…」と思った時は、この表現を一人でつぶやいてみてください。What's the bottom line? とね。ま、言われた方は(僕も)ちょっと慌てるか、ブルーになるかもしれませんが…(ま、いっか)。では、今回はこの辺で。See you in the next story, guys. Goodbye! Nao

<再登場>「使える英語表現」(No. 9)「彼はそれに値するね」

2008-05-08 | Weblog
表現9)He deserves it.(彼はそれに値するね)

「deserve」を辞書で見ると、「~を受けるに値する[足る]」、「~の価値{かち}がある」、「~にふさわしい」(「英辞郎」より)等書いてあります。この表現、なかなか難しいですね~。なぜって?まず、日本語でもそんな表現を使う機会ってあんまりないですものね。つまり、何かの話で、誰かが何らかの事(結果、報い)を受けるだけの価値があるとか、ないとか…。そんなややこしい話をすることって、あります?
  
また、その語(deserve)は、その主語(誰)がどのような評価を受けるのかを意識して使われなければならないため、しっかりした文脈の理解がその使用の前提になる。あ、ちょっと難しい言い回しになっちゃいましたね。言い換えると、話の中で、誰が、どんな評価を受けるのが妥当かを判断し、それを表現したい気持ちにかられた時に使う表現、それが「主語+deserve+目的語」となるわけです。では、以下の会話をみてください。

(on a college campus)
Steve: Do you know that Bill got the Culture Award to go to Japan?
(ビルが文化賞をもらって日本に行くってこと知ってる?)
Tom: Yeah, I've just read the article about it in the Student Times. I wonder what he did to earn it?
(ああ、そのことはスチューデントタイムズで読んだよ。彼は一体何をしてその賞をもらったの?)
Steve: Bill helped the library with collecting a lot of used books about Japan and Japanese culture. He is a very good speaker of Japanese too.
(ビルは日本とその文化に関する中古本をたくさん集めて、図書館の手伝いをしたんだよ。彼は日本語を話すのもとても上手なんだよ。)
Tom: Oh, I didn't know that. Then he deserves the award, doesn't he?
(あ、そう。知らなかった。じゃあ、彼はその賞に値するってことだね。)
Steve: Yes, he does.
(そうだね。)

では、もう一つ。

Mary: Do you know Jim failed the history class?
(ジムが歴史のクラス、落としたの知ってる?)
Jane; Yeah. He didn't study for it at all. He deserves it.
(知ってるわ。勉強してなかったもの、全然。当然ね。)

といった具合に使います。この表現は、一度使って頭の動きを確認しないと、なかなかよく飲み込めないと思います。しっかり練習してくださいね。そう、英語の勉強は毎日コツコツと、ですよね。そうすれば…You deserve to have a good grade in English classes, don't you? All for now. Bye! Nao

「使える英語表現」(No. 61)「他にも方法はあるわ」

2008-05-07 | Weblog
表現61)There is more than one way to skin a cat.(他にも方法はあるわ)

僕が始めてこの表現に出会った時は、「え、うそ。そんな言い方ってないでしょ」と思って、正直ゾッとしました。だってそうですよね。There is more than one way(英語では「一つ以上」=日本語では「2つ以上」、つまり、複数の方法がある、という意味)まではいいですが、そのあとですよね、ゾッとするのは。何の方法かというと、to skin a cat?skinは皮で、それが動詞として使われているわけですから、「皮をはぐ」はいいですが、その対象がa cat(猫)でしょ。まさか猫を…と思いません?ハイ、僕はそう思いました。欧米はなんと残酷な文化なんだ!てね(あ、日本にもそんな文化が昔あったような…)。

そこで、なぜそんな文化が生まれたのかを調べようと辞書を引いた僕は、そこで気づいたのです。自分が間違っていたことを…。a cat は、猫じゃなくて、catfishのことだったのです(よかった…)。その猫のようにひげがある風貌からその名前がついた魚、そう、ナマズのことです。つまり、「ナマズの皮をはぐ方法はいろいろある」というのがもともとの意味ということでした。

1800年代のアメリカでは、自分で獲って来た魚や動物を家でさばくのは一般的で、ナマズも家庭料理の一つの具材だったそうです。しかし、その皮は固く、食べるためにはその皮をうまくむく必要があったらしいのですが、そのむき方(the way to skin a cat)は家によって異なり、一つではなかったそうです。始めはそのことだけを意味していた冒頭の表現は、時間の経過とともに一般化され、そのうち「何かを達成するための方法は一つではない」「他にも方法がある」を意味するアメリカ英語の一表現になったというわけです。ね、納得でしょ?

おさらいしましょう。まずは、この表現の中にあるa cat が「猫」ではなく、「ナマズ」であるということを頭において、その全体の意味を確認してください。そして、今度は、to skin a catを「目的を達成するため」
という意味であると理解してください。できましたか?では、次の文章を読んでみてください。There is more than one way to skin a cat.どうですか? 「何かを達成するための方法は一つではない」「他にも方法がある」という意味になりました?だったら、グー!です(ん?)。では、それが会話の中でどう使われるかを見てみましょう。Here you go!

Jill: What would you do for your mother on Mother's Day?
(母の日にお母さんには何をするつもりなの?)
Tom: I have no idea right now. How about you?
(今は何をするかわからないなぁ。きみは?)
Jill: I'm planning to send her a card with a message.
(メッセージを書いたカードを送ろうと思ってるわ)
Tom: I'm not good at writing. I don't know what to say.
(僕は書くのは苦手だしなぁ。何を書けばいいかわからないものなぁ)
Jill: There is more than one way to skin a cat, Tom.
(他にも方法はあるわ)
Tom: Like what?
(どんな)
Jill: You can send her some flowers, or you can take her out for dinner or something.
(お花を送ることもできるし、夕食とかに連れ出すって手もあるじゃない)
Tom: Right. Oh, she enjoys listening to classical music, so I can send her a pair of tickets to the concert to be held next week.
(そうだよね。そういえば、お母さんはクラッシック音楽を聞くのが好きだから、来週開かれるコンサートのチケットを二枚送るって手もあるよね)
Jill: That's a good idea, Tom.
(それはいいアイディアね、トム)

母の日…何かしたいですが、何がいいか、結構迷いますよね。皆さんはどうですか?あ、父の日もありますが、これは忘れられがちですよね(Poor fathers…)。ということで、今回はちょっとショッキング(?)な表現を取り上げてみました。ショッキングなだけに、一度覚えると忘れることはないはずですので、しっかり理解して覚えてくださいね。では、今回はこの辺で…。See you in the next story, guys. Bye! Nao

「使える英語表現」(No. 60)「お邪魔虫にはなりたくないもの」

2008-05-05 | Weblog
表現60)I don't want to be a third wheel.(お邪魔虫にはなりたくないもの)

アメリカのテレビドラマを見ていたらこんな表現に出くわしました。会話の文脈から意味はわかりましたが、「あぁ、そんな言い方するんだ~」と、新しい表現との遭遇に新鮮さを感じた次第です。僕もアメリカ生活は長かったですが、この表現を学ぶような状況は…なかったですね~。もしあったら、この表現を学習していたかも…。ということで、今回の表現は、僕自身は使ったことがないものですが、皆さんがいつそんな状況に置かれないとも限らないので、取り上げることにしました。知っていて損は無いですよね。

さて、なぜ三番目の車輪(a third wheel)が「お邪魔虫」になるのか?わかります?では、自転車のことを考えてみましょう。自転車の車輪はいくつあります?もちろん、2つですよね~(普通のはね)。で、もう一つ車輪を付けたらどうなります?「ていうか、それって意味ないですよね。だって、自転車はニ輪でスムースに動くようになっているわけだから、もう一つなんていらないし、無理やり付けても役に立つわけないでしょ」

(ピンポン!)はい、おっしゃる通りです。ということで、三番目の車輪(a third wheel)は、「役立たず」「余計な人」→「お邪魔虫」となるわけです(どうでしよ、これで?)。使う状況は皆さんの想像通りです。自分がその状況に置かれた時に「よし、ここだな」とタイミングを測って使ってみてください。あ、逆にそう言われたら、もちろん、「あ、大丈夫、大丈夫。気にしなくていいよ」とかなんとか言って、大人のところを見せてくださいね。そうじゃなければ、「いや、そんなことないけど…あっ、そう~、気を遣わせるのも悪いし、じゃあ、またね」とか言って、その場をうまく切り抜けてくださいね。え、そんな時の英語ですか?次の会話を読めばわかってもらえると思いますよ。Okay. Here you go!

(at an Italian restaurant)
Ellen: Oh, hi, Jane. Are you alone?
(あ、ジェーンじゃないの。一人?)
Jane: Yeah.
(まあね)
Ellen: You look terrible. What happened?
(ひどい顔してるわね。どうしたの?)
Jane: I made a big mistake on the job.
(仕事で大失敗してね…)
Ellen: Well, no one is perfect.
(まあ、完ぺきな人なんていないわよ)
Jane: Are you meeting someone?
(誰かと待ち合わせ?)
Ellen: Yes. Jim is coming very soon. Why don't we eat together?
(そう。ジムがもうすぐ来るの。一緒に食事しない?)
Jane: No. I don't want to be a third wheel.
(いいわ。お邪魔虫にはなりたくないもの)
Ellen: What are you talking about? That's okay. Don't worry about it.
(何言ってるのよ。いいわよ。そんなこと心配しないで)
Jane: Are you sure?
(ほんとに?)
Ellen: Of course. Jim will be happy to see you.
(もちろんよ。ジムもあなたに会えてうれしいはずよ)
Jane: Well, then. Thanks.
(そう~じゃあ、ありがとう)

とまあ、相手を気遣う大人の対応が上の会話ですね。え?やっぱり二人がいいので、そこを何とかしたいってですか?しょうがないですね~。では、その場合の英語を考えてみましょう。上の会話を巻き戻して、「一緒に食事しない」のところから…。

Ellen: Yes. Jim is coming very soon. Why don't we eat together?
(そう。ジムがもうすぐ来るの。一緒に食事しない?)
Jane: No. I don't want to be a third wheel.
(いいわ。お邪魔虫にはなりたくないもの)
Ellen: No, that's all right. But, I don't want to make you feel bad about it. So, I'll see you later, then.
(そんなこと、いいのよ。だけど、あなたの気を悪くさせたくもないしね~。じゃあ、また後でね)

とまあ、こんな具合ですかね。もちろん、他にもいろいろな言い方があるでしょうけどね。ともかく、今回の表現は、「お邪魔虫(邪魔者)になりたくない」と言いたい時に使う言い回し…I don't want to be a third wheel.…でした。なかなか面白い表現でしょ。日本語にはないですね、この発想。では今回はこの辺で。See you in the next story, guys. Goodbye for now. Nao

<再登場>「使える英語表現」(No. 8)「そうじゃないと理解しているけどね~」

2008-05-04 | Weblog
Good evening. You are about to go to bed? If so, go ahead and read this tomorrow. If you are eager to learn something within today, you might find the story below interesting. I hope you will like it. By the way, I will write a new story soon, so please look forward to it. In the meantime, please enjoy the rest of the Golden Week and refresh yourself. Bye! Nao

表現8)「Not that I know of. 」(そうじゃないと理解しているけどね~)

まずは動詞から見てみましょう。「know」は誰でも知っていますね。でもその後に「of」という前置詞がついている。「えっと、「of」は「~の」っていう意味。だとすると、「~の知っている」?」
  
ではまずは「of」の意味から。「of」はもちろん「~の」って意味はありますけど、それは名詞と名詞をつなぐ時の意味。「in the middle of January」(一月の中旬)とかね。動詞の後に付くと、それは「~について」って意味になります。「know」以外の動詞は、っと…?あ、そうそう、「speak」。よく使われる表現で「Speaking of (something),」(~と言えばね、あるいは、~について話すとね)っていうのがありますね。この表現は、会話に出てきたある言葉からそれに関する新しい話を切り出す時に使ってください。
   
話を元に戻します。「know of」だから、「~について知っている」ってことになりますね。「でも何について?」「of 」は前置詞だからその後に名詞が来てそれがわかる。「でもその後に名詞がない…」はい、その通り、後には何もないですね。でも前に「that」がある。「そうか、この「that」は関係代名詞?」ピンポン!
  
では次。関係代名詞があればその前に名詞がなきゃだめですよね。だって、何らかの名詞の「代(わり)」になって「名詞」の役割をしているから「代名詞」って呼ばれているんですからね。「でも「that」の前には何もない…?」そうですね。ということは何か(名詞)が省略されている…。もともとこの表現、文章になっていないですよね。主語もないし。では答えです。以下が「Not that I know of」のもともとの文と考えられます。

(It is )not (something)that I know of.
(それは、私の理解している(ところの)ものではないです→そうじゃないと理解しているけどね~)
*もちろん、「It」は話し相手が言った内容を指します。

最後に使い方。「Not that I know of.」というのはきわめて口語的な表現なので、相手の言葉に反応して軽く発音します。カタカナを使って書くと、「ナッ、ダライノーオブ」って感じです。もちろん、英文は頭に置いて発音してくださいね。では、例文です。

(例文1) 
Bob: Is Jane coming to the party tonight?
 (ジェーンは今夜のパーティに来るのかな?)
Bill: Not that I know of.
 (来ないと思うよ。)

(例文2)
Bob: It’s not going to rain tomorrow, right?
 (明日は雨降らないよね?)
Bill: Not that I know of.
 (降らないはずだけどね~)

どうですか?この表現は文型的にも発想的にもちょっと複雑ですが、その「感じ」さえつかめば、結構自然に会話にはまる言い回しですよ。ちなみに、これにぴったり符号する日本語の表現って思いつきます?「No~」え、何ですって?「…Not that I know of…」Good! その調子、その調子。Okay. that's all for today. Goodbye, guys! Nao

<再登場>「使える英語表現」(No. 7)「それがそのことと何の関係があるの?」

2008-05-03 | Weblog
Hello, everyone! It was so warm (hot) today, wasn't it? Here in Miyazaki, the temperature went up to over 30 degrees. Under this exceptionally hot weather, I have played tennis from 9 in the morning to around 6 in the evening. Yes, I was in tennis court for about 9 hours.

Did I get a suntan? You bet. I am in the process of changing my stroke style, so I should hit as many balls as possible. Did it improve? Well, to some extent, but I need more time to make it natural. I will play tennis tomorrow too and maybe Monday and Tuesday as well.

How are you doing during this Golden Week? I hope you will have a wonderful vacation relaxing and forgetting about your daily work. As I had no time to create a new story, below please find anther old, but interesting story you might enjoy. Have a wonderful Golden Week, folks. Goodbye! Nao

表現7)What does it have to do with it? (それがそのことと何の関係があるの?)

今回の表現、映画をみていると時々、いや、結構多く出てきますね。でも、まず率直な疑問。「「have to do」は「~をしなければならない」じゃないの?」って思ってません?そうですよね~、普通は。でも、その時は「have to do +何か(名詞)」ですよね。でも、ここでは「do」の後は名詞じゃなくて「with」(前置詞)。ということは「do with」で何らかの意味を持っている…?そうです、実は「to do with」で「~と関係がある~」「~に関係している~」って意味があるのです。次の例文をみて下さい。

1)I have nothing to do with it.
(僕はそれに関係する何も持っていない→「僕はそのこととは何の関係もないよ」)

2)The accident has something to do with the engine trouble.
(その事故はエンジンの故障に関係する何かを持っている→「その事故はエンジンの故障と何らかの関係がある」)

ということで、通常は「to do with」は、その前に「something」「anything」「nothing」「a lot」等がついて「~と関係する何か(多くのもの)」といった意味で使われます。以下、今回の表現が作られる過程です。

it has something to do with it

it has (what?) to do with it
↓(what が前に出て…)
What does it have to do with it?

次はこの表現の使い方。この表現は、話し相手が何かを言った時に、「え、どういうこと?よくわからない。その前のことと今言ったこと、一体全体何の関係があるの?」という気持ちが湧いてきた時に、あなたが使う表現です。ですので、あなたがわからないのが悪い(?)っていうよりも、相手の言い方、その論理がおかしいのでは、といった疑問を相手に投げかける多少非難めいたトーンを持つことになりますから、相手が目上や先生の場合は使わない方がいいでしょう。友達同士がセーフです。強く言えば口論、皮肉っぽく言えば皮肉あるいはユーモアとも響きますので、その時の気持ちをしっかり入れて使ってくださいね。なお、この表現の変形として以下の表現もよく使われます。

What has it got to do with it?(has → has got)*かなりくだけた言い方です。

What has it got to do with that?(it → that)*that が強調されるので、かなり攻撃的?

では、会話の一例です。

(at a club meeting)
Jim: Guys, we have to make a serious decision on this issue.
(みんな、この問題についてはしっかりした決断を下さなきゃいけないよね。)
Jeff: Right. Why don't we have a meeting tomorrow too?
(そのとおり。じゃあ、明日も会合を開くってことでどうだい?)
Rich: Tomorrow is Saturday, isn't it?
(明日は土曜日だよね。)
Jeff: Yeah, what about it? Ah, tomorrow is your girl friend's birthday, isn't it?
(そうだけど、それがどうしたの? あ、そうか。明日はガールフレンドの誕生日だったよね。)
Rich: So? What does it have to do with it?
(だから? それがどんな関係があるの?)
Jeff: Nothing, of course. Guys, let's have a meeting on Sunday.
(もちろん、ないよね。みんな、日曜日に会合を開くことにしようぜ。)
Rich: Good idea.
(いい考えだね。)

わかりましたか?友達のことは考えてあげなきゃね。たとえ「それがどうした」って格好つけててもね。See ya! Nao

「使える英語表現」(No. 59)「この件については同じ意見だね」

2008-05-02 | Weblog
表現59)We see eye to eye on this issue.(この件については同じ意見だね)

この表現と同じような日本語の表現は、そう…物事を同じ目線で見る…かな?ということは、まあ、「同意する」「意見が一致する」ということでいいかな。eye to eyeというのは、「目と目があう」「目の高さが同じ」という意味です。to の使い方は説明しにくいですが、ある物とある物が同じレベル(高さ)にあること(その関係)を示す、くらいに覚えておいてください。今回の表現は、二人(we)が、ある件(issue)について(on)は、「目線を同じ高さにおいて」(eye to eye)見る(see)わけですから、その全体の意味は、「(私達は)この件については同じ意見だね」となるわけです。

では、他の「X to X」(ある物とある物が同じレベル(高さ)にある)パターンの表現を見てみましょう。まず、shoulder to shoulderから。肩と肩が同じ位置にあるということで、「肩を並べて」→「協力して」「一緒に」みたいな意味になります。次にface to face。わかりますよね?そうです。「直面して」「向かい合って」というイメージ(意味)ですね。え?もうわかったって?いいでしょう!では、head to headはどういう意味?ハイ!考えて、考えて…。

いいかな、もう?では答えです。さっきと同じ考え方でいくと、「頭と頭が同じ位置にある」、そんな状態を示すわけですよね。顔と顔ではなくて、頭と頭ですから、同じ位置にもってくるとなると、二人がお互い下を向いて頭を突き合わせるようにしなければならない。そう、角のある動物同士(闘牛かな?)が喧嘩をしている姿を想像するといいですね。イメージ沸きました?そうです。対決していて、お互い一歩も引かないって感じですよね。

ですから、head to head は、「面と向かって(~する)」とか、「接戦の、一対一の(対決)」といった意味になります。あ、同じような意味で、neck to neck というのもありますよ。これは競馬を想像すると簡単にイメージが湧くと思います。よく、「首の差」って言いません?つまり、neck to neckは、「わずかの差で」とか「ほぼ互角で」という意味になるわけです。「X to X」のパターンはもっとありますので、一度辞書でチェックしてみてくださいね。あ!基本は身体の一部ですよ。もうわかっていると思いますが…。

では、今回の表現の確認です。どんな会話の中で出て来るか…Here you go!

(Anne and Steve are discussing a class project on gasoline price)
Steve: Anne. What do you think of the current price of gas?
(アン。現在のガソリンの値段、どう思う?)
Anne: Well, I think it's pretty expensive. But I think it's good for us.
(そうねぇ、結構高いと思うけど…でも、私達にとってはいいことだと思うわ)
Steve: Why? People are suffering from it a lot.
(何で?みんなすっごく困ってるじゃない)
Anne: I know. But, because of that, they drive much less and that's good for the environment.
(それはわかってるわ。でも、そのおかげでみんな、かなりドライブしなくなったわけでしょ。それは環境にいいことだもの)
Steve: I'm glad to hear that. We see eye to eye on this issue. The environment is the most important issue in the world right now. Right?
(よかった、それを聞いて。この件については同じ意見だね。環境が今世界で最も重要な問題だからね。だろ?)
Anne: The most important? We don't see eye to eye on that point, I'm afraid.
(もっとも重要?その点については同じ意見じゃないわね、残念ながら。)
Steve: Ah, okay. Well, it doesn't matter whether it is the most important or not. Let's continue…
(あぁ、そうなんだ。まあ、それがもっとも重要かどうかはいいとして。続けようか…)

議論というのは、そう簡単にはまとまりませんよね。結局誰かが強いリーダーシップを発揮してまとめていく。上の場合、どちらがリーダーシップを取るかは歴然のようですね。でしょ?「We see eye to eye on that one.」ですよね~。Okay. That's all for now, folks. See you in the next story. Goodbye! Nao

「使える英語表現」(No. 58)「あなたの言ってること、よくわかるわ」

2008-05-01 | Weblog
表現58)I can relate to what you are saying.(あなたの言ってること、よくわかるわ)

「よくわかる」だったら、understand very well がすぐに頭に浮かびません?浮かびますよね~。僕も「理解できる」とだけ書いてあって英語に訳せと言われたら、まず、can understandがすぐに出てきますね。もちろん、それでも間違いじゃないんですけど…。では、どうしてその意味を表わすのに、relate toを使うのか?

簡単に言えば、understandとrelate toの間にはニュアンスの違いがあるということです。understand の訳には、よく「理解する」「わかる」といった日本語が当てられますが、その「わかる」は、基本的には頭(脳)が理解する、つまり、知的理解を示します。つまり、ある状況(物事)を聞いて、「はい、おっしゃることはよくわかります」という感じですね。しかし、よく聞きません、こんな言葉…「わかったって?簡単に言うなよ。こんな目にあった者しかこの気持ちはわからないよ」みたいな…ネ。

つまり、頭ではわかっていても、体験していないんだから本当の意味で「わかる」はずがない、っていうわけです。友達の悩みを聞いてあげていて、軽はずみに「うん、うん、わかるよ」なんて言って、逆切れされたことありません?「わかりもしないくせにわかった様な顔しないでよ!」なんてね。ま、とばっちりもいいところですが。しかし、そんな時、あなたはこう切り返します。「何言ってるの。私もあなたと同じ経験してるのよ。だからわかるって言ってるの」すると相手は言います。「ゴメン…。そうだったんだ。ゴメンね」そこで二人は抱き合って泣く…な~んてね。あ、ちょっと安っぽい脚本でしたね(反省…)。

え?だから何ってですか?はい、つまり、頭でわかっているだけじゃなくて、体験的に相手(物事)の気持ちがわかる、心が通じる、そんな「わかる」を表現したい時に使う言葉が、relate to というわけです。「どうしてrelate toが?」はい、そもそもrelateの意味は、「関係がある」「かかわる」「適応する」とかですよね。つまり、何か、あるいは、誰かに気持ちが「関係」を持つ、「つながる」「合う(合致する)」…そんなところから、relate toは、頭ではなくて、感覚あるいは体験から来る、ちょっと深い意味の「わかる」を表わすようになったというわけです。

ですから、これからは「わかるわ~あなたの言ってること」と言いたい時には(あ、もちろん英語でね)、understandを使うのか、relate to を使うのか、それは自由だ~!(?)…ではなく、その時にあなたが相手の気持ちをどれだけ理解できるかによって、つまり、その「わかる」度合いによって使い方を変えると、もっと親密な、いいコミュニケーションが相手との間に生まれること、間違いなしです。では、どんな風に使うのか?こんな会話が聞こえてきましたよ。Here you go.

(Betty and Suzy are talking at a restaurant)
Betty: I broke up with Micheal. He cheated on me.
(私、マイケルと別れたの。彼、浮気したのよ)
Suzy: With whom?
(誰と?)
Betty: Janet. He even gave me a diamond ring saying he would marry me in a year, and he was dating with her. Can you believe it?
(ジャネットよ。彼、一年のうちには私と結婚するって言って、ダイヤの指輪までくれたのよ。それでジャネットとデートしてただなんて…。信じられる?)
Suzy: I can relate to what you are saying, Betty.
(あなたの言ってること、よくわかるわ、ベティ)
Betty: Thanks. You said your ex-boyfriend cheated on you too, didn't you?
(ありがとう。あなたの前のボーイフレンドも浮気してたって言ってたわよね)
Suzy: Right. He gave me a diamond ring, and he said he would marry me in a year.
(そう。ダイヤの指輪をくれて、一年のうちには私と結婚するって言ってたの)
Betty: Really? Wait! You mean…
(本当?ちょっと待って!まさか…)
Suzy: We can totally relate to each other, Betty.
(私達は完全に心が通じ合うってことなのよ、ベティ)
Betty: Oh, no…
(え~、うっそ~)

まさかこんな結末とは…。でもまあ、二人は似た者同士だからこそ、いい友達になったとも言えるかも…かな?ということで、今回は「気持ちがわかる」「こころが通じる」→「わかる」を意味するrelate to のお話しでした。では、次回をお楽しみに。See you in the next story, guys. Good-bye! Nao