6月の歓喜

バレーボールを始めて7年。
公式戦に参加して3年半。

8チームで行われる男女混合バレーの
マグナムカップビギナーズ大会。

4チームずつで予選リーグを行い
上位、下位に分かれて
決勝トーナメントを行う。

今までの最高順位は3位。
いつも準決勝の大きな壁に
阻まれてきた。

意を決して臨んだ前回大会は
まさかの下位リーグという
悔しい結果になってしまい
今度こそはと意気込んだ今大会。

仕事やら結婚式やらで
参加メンバーはギリギリだったが
予選リーグは3連勝で好スタートを切る。

今日はみんなのボールへの
集中力が高い！
フェイントに3、4人が突っ込む。

しかし、突然のルール変更で
決勝も総当たりのリーグ戦に変更。

鬼門の決勝第一試合。
相手は今大会一番の強豪チームだった。

粘り強いレシーブでなんとかつなぎ
相手に流れがいきかけたところを
ブロックでエースをシャットアウト！
見事に勝利を飾る。

2連勝で迎えた最終戦。
勝てば文句なしの
全勝優勝が決まる試合。

序盤、相手にリードを許すも
中盤で追いつき、突き放す。

優勝が見えてきた瞬間
真由が足を痛めるアクシデント発生。

今日は控えの選手がいない…。
このまま不戦敗か…。

しかし、監督・真吾がタイムアウトを
2連続で取る好判断や
ベンチからドリンクを持って
駆け寄ってきたケンイチの迅速な対応もあり
なんとか試合再開。

41とやっしーが真由のレシーブをカバーして
最後はリーダー41が決めて勝利！

試合終了の笛がなった瞬間
こぼれる涙を抑えることができなかった。

これまでの大会で悔しい思いをたくさんした。
同時期に始めたライバルチームが
優勝する姿を羨望の眼差しで見つめた。

そんな気持ちを受け止めて
練習を重ねたことが
歓喜の瞬間につながったんだと思う。

流した汗は嘘をつかないね。