中国の首都北京市が来年1月1日付で、
最低賃金を現行水準から21%引き上げることを決めたそうだ。
北京にある企業は、その通達に従わなければならなくなる。
20%の賃上げというと、ふた昔前の日本と同じ状況が
いよいよここ中国でもやってきたようです。
それでも、額でいえば、1160元(15000円)なので、
まだまだ日本の労働コストと比べれば低いけど・・・
低い労働コストを求めて、中国に進出してきた企業は、
確実にその利益を減らして行かざるを得ない。
残るは、材料費だが、品質とのかねあいだし、
品質を売り物にして多少の高価格でも商売できた日本製品は
品質低下とともに、この国から淘汰されていくかもしれない。
日本企業の中国撤退がはじまるか!