のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

今はわが家が空巣家庭

2023年07月10日 07時26分58秒 | 日記

中国駐在中の2010年の今日、『空巣老人』というブログを書いていました。

中国に関する当時の記事にあった言葉です。
その他に空巣家庭という言葉もありました。

『空巣老人』とは、子供が巣立った後に残された老人
『空巣家庭』とは、子どもと同居していない高齢の夫婦だけの家庭

という意味だそうです。

中国駐在を始めた当時は、私の両親は健在で
私は『空巣老人』『空巣家庭』を作り出した張本人だとして、
何度か『我が家のそばに来ませんか』とお誘いしたのですが、
やはり、貧しい中ではじめて手に入れた我が家と、
長年住み慣れた街をはなれ
今の年になって、新しい生活を始めるのは、嫌なのでしょう。

それがわかるので、今は何も言ってませんが、
我が家から電車で2時間もかかるとことに、老人2人で住んでいることを
考えると、心が痛みます。

本当は、巣立った私の側が、また戻るのがいいのかもしれませんが、
今は、自ら作った家族さえを捨て、さらに遠くに巣立ってしまいました。
なんて書いていました。

あれから13年、いまは
わが家自身が『空巣家庭』、
私自身が『空巣老人』となってしまいました。

残念ながら、巣立った我が子から
『我が家のそばに来ませんか』というお誘いは・・・ありません(T_T)

やがて我が家は住み主なしの空き家になっていくんだろう。
そして我が子の家も、孫が巣立ち新居を建て、
いずれ『空巣家庭』になり『空き家』になっていくんだろう。
そんなことを繰り返していくと、
日本は自然がなくなり『空き家』ばかりになるのだろうか

『空き家』を壊して、植物を植え自然に戻し、
植物が作り出すおいしい空気・涼しい日陰が
一番有効な気象温暖化対策なのになぁ・・・


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