のぶたと南の島生活

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シャーロット・マクラウド

2005-02-13 | 小説
先日(もう3週間くらい前かな)、コージー・ミステリ小説の大御所シャーロット・マクラウドが亡くなりました。マクラウドと言えば、架空のバラクラヴァ郡にあるバラクラヴァ農業大学とその周辺を舞台にして、同大学の応用土壌学教授ピーター・シャンディが活躍するシャンディ教授シリーズがとても有名です。個人的にはアリサ・クレイグ名義物も結構好きでした。登場人物はいたって善人で、作品も明るい内容に添えられてユーモア・ミステリを体現していた小説でした。創元推理文庫からマクラウド物が発刊されなくなって久しいのですが、学生時代(80年代後半かな)に「にぎやかな眠り」を読んだときは、ライスが現代に蘇ったのかと思うくらい面白くて、本当にはまりました。「オオブタクサの呪い」で少し離れた記憶がありますが、その後、アリサ・クレイグ名義のディタニーシリーズ(記憶はさだかではないので名前が違うかも)が結構面白くて再び読むようになっていたのですが、もう、数年前から発刊されず、そして作者も亡くなってしまうとは・・・ディタニーは子供を産んだのでしょうか?という疑問が最後まで残ることになりました。本当に残念です。