のぶたと南の島生活

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トルコに対する制裁等々遅れ気味のサッカー話

2006-02-09 | スポーツ
【スイス-トルコ戦乱闘騒ぎの制裁は軽め?】

スポーツ紙、ブログ系の情報を見ると「重い裁定」という見解が多いですね。でも、個人的には相当軽いのではないかと思います。
まず、乱闘騒ぎは親善試合なのではなく公式戦、しかも世界が注目する大一番で発生しています。また、これまでにもトルコ国内でのFIFA及びUEFAの公式戦は代表戦、クラブ戦問わず揉め事が多いことで有名でした。当然、後がないトルコのファンが殺気立っているのは試合が始まる前から明らかでしたし、選手同士の乱闘という結論になりましたが、グラウンド内で何が起こってもおかしくないほどの会場の雰囲気だったのをテレビ観戦した人は分かるんじゃないでしょうか。個人的には試合内容が白熱した良いゲームだったので、事件の話を聞いて相当ガッカリしました。発端がどちらにあるかは別として、それは選手に対する制裁よりもトルコサッカー協会に対して、この試合の運営サイドとしての責任を問うべきだと思っていました。
それからすると、当然、トルコを2年間くらい国際舞台から閉め出すことが必要だったと思います。しかし、ここでUEFAの圧力がFIFAに掛かったのでしょう。絶対に何らかの取引をしたのだと思います。UEFAは世界クラブサッカー選手権辺りの今後数年の開催許可などを条件にトルコに対する制裁緩和をさせたのではないでしょうか。UEFAからするとユーロ予選からトルコを失うのは、クラブサイドでのCL、カップ戦などにも影響がありますからね。ちょっと深読みかもしれませんけど、結果、6試合を無観客、国外試合という内容は温情有りと思いますよ。
で、反対にFIFAの関係者が居たのかどうか・・完全なる第三者が居たのかどうか判らないような乱闘現場の裁定に対して、選手の関与を優劣付けて選手個人に制裁を科すのは如何なものでしょうかね。実際に病院送りになった選手も居たわけですから、誰か個人に制裁を科したいというのは判りますが、人の供述を基本に現場を判断して優劣を科すというのは頂けないですね。ま~一部はビデオ撮影されていてフォゲルが蹴りを入れてゴングが鳴ったようには見えましたけど・・・・あれが乱闘の原因なのかどうか不明ですもんね。
トルコサイドにとっては、ユーロ予選でアルパイやエムレを失った代償は図り知れません。で、スイスサイドの代償は無し・・・だってベンジャミン・フッゲルだけだもんね。フッゲル完全なサブじゃけん。日本で言うところの茂庭みたいな感じだからな~・・・なんらW杯に影響ない・・・

【バレンシア戦にロナウジーニョ】
レッドを貰っての1発退場のお陰でバレンシア戦が出場停止処分対象のロナウジーニョ。今のところリーガに提訴中なので、バレンシア戦は流動的ですね。少し調子を落としているバルサにとってロナウジーニョの存在は欠かせないことを考えると2位バレンシアとの直接対決にロナウジーニョが居る居ないは死活問題なのかも知れませんね。でも、この試合は休ませてあげてチェルシー戦に・・・っていうほうが良いんじゃないかと思うのは僕だけでしょうか(笑)
ちなみにバレンシアVSバルサは、ビージャVSエトーの得点王争い対決みたいな・・・楽しみ方もあるのでは・・・・でもビージャが怪我したらしいです

【ル・マン】
昔、中田がセリエAに移籍してペルージャ(ローマも含む)で活躍していたころ、中田が観たいという視聴者の要望を受けてスカパー!(当時はパーフェクトTV)がカップ戦を放送したことがあったような気がします。
今、松井大輔はル・マンで同じような活躍をしているわけで、出来れば本日のリーグカップ準決勝のナンシー戦を生放送してほしいと思うのですが、やはり時代が違うのかも知れませんね。
今日の夕方にはル・マン、松井の得点で決勝進出というような記事にお目にかかりたいものです。

セルティック2-1フォルカーク 他色々生観戦

2006-02-09 | スポーツ
キーンの移籍後初ゴールが34分に突き刺さるまでフォルカークの守備に手こずっていましたね。俊輔も余り良いところがなく、唯一存在感があったのはマロニーくらいなのではないでしょうか。キーンの得点は、マロニーのFKの跳ね返りがキーンの足下に流れたものですが、中距離を見事な弾道(ボールを押さえて)を描いてゴールネットを揺らしました。これでセルティックというチームに馴染むんじゃないでしょうか。そして今日の位置が一番しっくりいくということになるんじゃないかな。
前半終了間際にもマロニーのセンターリングに反応したマクマナスが至近距離からシュートを決めて、試合自体は勝負あり。後は後半も俊輔が出場すること・・キレを取り戻して得点してくれることを期待しましょうかね。
ちなみに、相変わらず前半の守備は頂けませんでした。特に前半36分・・キーンが得点して2分も経たない内にロングボールから1対1を作ってしまったディフェンスラインにはウンザリしました。点が入らなかったのは、単に相手のFWがヘタなだけですね。

後半7分にゴール目の前で切り返した俊輔がFKを得ました。かなり近い距離ですが俊輔の見せ場ですね。でも低い弾道のFKは曲がることなく左に外れちゃいました。絶好機なので枠には飛ばして欲しかったです。
その1分後に、今度は左サイドからのFK・・・ニアに蹴りこみましたが精度が悪かったですね。更に、弾かれたボールをキーンが左サイドの俊輔に流して、再びセンターリングもこれまた精度が悪かったですね。
ちょっと今日の俊輔は良くないです。

そうそう、この試合が始まるまでと、ハーフタイムはフェイエノールトVSNECの一戦を観ていたのですが、残り15分くらいまで1ー0でフェイエが負けていたんですよね。せっかく先日アヤックスに勝ってPSVに食らいついているのに、また、去年のように下位チーム相手に勝ち点を落とすのかと落胆していたんですけど、何と残り僅かで2得点を挙げて逆転勝利。観ていた時間帯の試合内容は余りよくありませんでしたが、やはり今年のフェイエは違いますね(笑)

ちなみに、僕の好きなレッズは、チャールトン相手に前半終了間際に2失点を喫して、現在2-0で負けています。バルサ同様に調子を落としているのが見て取れるので、ベンフィカ戦がとても気になります。ジェラードが出ていないと駄目なんですかね(苦笑)。

さて、話はセルティックの試合に戻ります。現在後半20分を経過。中央からカウンター気味にセルティックが押し上げるシーンが2度ほどありましたが、俊輔のボールの受けようとする立ち位置が余り良くないですね。マロニーの様に加速してボールを追い越すような位置まで上がるとパスが出しやすいんですけど、俊輔はスローペースで相手DFと距離を置いた位置でボールを貰いたがるので、ボールを持っている選手と並列か、少し後に居ますからね。それと俊輔よりも今日の左サイドは、左SBテルファーのセンターリングが正確ですね。

ここでユーベの試合について・・・後半42分まで1-1と勝ち点1どまりでも御の字のような試合展開。ところが、ビエラに対するファールをパルマが取られてPKを献上するんです。でも、ビエラは飛び込んできて自分で転けただけ。パルマの選手が彼の行為を邪魔した訳ではないですし、万が一、パルマの選手の右手が邪魔だったと言うのがあるとしてもビエラのダイビングはボールをさわれるような位置じゃなかったですしね。
さらに、目の前に居た審判は、ボールを観ていてビエラが転けたプレーに目線は絶対行っていませんでしたから、絶対にPKの笛を吹いちゃ駄目ですね。あれじゃあ八百長っぽく見えますよ(笑)
でも、そのチャンスでPKを外して万事休す・・・・
その他のセリエは、インテルが監督の不安的中って感じで、アウェーのフィオレンティーナ戦を落としそうです。残りロスタイムのみですが2-1で負けてますね。
ミランは、トレビゾ相手に点を量産。枠内シュート13本の内5本がネットに突き刺さったようです。後半8分にカカのスルーからシェフチェンコがきっちり決めてゴールラッシュが始まり、17分にジラルディーノがセードルフのパスからシュート。更に2分後にシェフチェンコが中距離から見事なシュート!!!28分にインザーギが「らしい」シュート(こぼれ球に反応して押し込みました)・・・と言うことで20分間に4点を取ったミランが圧勝しました。シェフチェンコの2点目は見事ですね。

で、再びセルティック戦に戻ります。試合も残り8分程度。フォルカークが1点取り返しています。今日もセルティックは失点してますね。そのシーンは観ていませんけど・・・(苦笑)。残り3分、久々に俊輔がドリブル。DFを振り切るところで、体を入れ替えるんですけど、その入替方が見事でしたね。今日は、このシーンが俊輔のベストかも知れません(笑)
残り1分。俊輔がお役ご免。トンプソンが入って4-3-1-2という形かな。ちょっと押し込まれるシーンがあるのでロスタイムを含めて逃げ切りたかったんでしょう。
でも、その30秒後に決定的なシーンがフォルカークに訪れました。でも、ヘタなFWで良かったね。右に外してくれました。
はっきり言って、世界トップクラスのFWだと3,4点は失っていたかもしれません。
それくらいセルティックのディフェンスシステムは良くないですね。

いずれにしてもキーンがシュートを決めて良かったということくらいしか無いですね・・・・試合自体の質は低いものでした・・・