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のぶたと南の島生活

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博多麺類研修所とりあえずチゲ屋

2011-02-04 | 福岡食べ歩き
名前の通り「チゲ味噌ラーメン」の専門店です。半年くらい前に出来たお店のようですが、博多でチゲ味噌なんて食べることがないと思って、天気の良い日に散歩がてら行ってきました。
注文したのは、半ハラミ丼とチゲ味噌ラーメンのセットで950円。結構な値段ですが、ハラミ丼って名前だけで美味しそうだし、セットだと50円くらい安いしという事で注文したわけです。
で、まずラーメンの方です。確かにチゲ味噌です。でも、味噌の風味が弱いかなって思いました。それでもチゲ味噌風味で結構良い感じです。
ただ、問題は麺の方・・・博多麺類研究所という名前の割りには、全くチゲ味噌に絡まないストレートの細麺で、出汁と絡んで初めて美味しい味噌味が台無しって感じで、結構残念でした。

ただし、ハラミ丼の方は「美味しい!!」
こいつはいけます。チゲ味噌ラーメンの付け合わせで、激辛ラー油キムチが食べ放題で提供されているのですが、ハラミ丼とも良い感じで合うのです。

と言うわけで、このお店では、是非、普通のサイズのハラミ丼を注文し、ハラミ丼と付け合わせで、激辛ラー油キムチを食べるというのがお薦めです。
絶対に、美味いと思います(笑)

福岡県福岡市博多区神屋町3-24 あわや荘 1F
092-282-8581

フランキー・マシーンの冬(角川文庫)

2011-02-04 | 小説
ドン・ウィンズロウの新書です。とても有名な作家ですが、nobutaが手にとって読むのは初めてでした。最近、めっきり読みたい作家の作品が翻訳されないし、ゾクゾクするようなハードボイルド作品もお目にかかれなかったので、この作品で、この作家に出会えて良かったと思っています。

ストーリーは、
フランク・マシアーノはマフィアの世界から足を洗ったつもりだった。地元サンディエゴで釣り餌店をはじめ複数のビジネスを営むかたわら、元妻と娘、恋人の間を忙しく立ち回り、”紳士の時間”にはサーフィンを楽しむ62歳の元殺し屋。だが”釣り餌店のフランク”としての彼の平和な日々は、冬のある一日に突然終わりを告げる。過去の何者かが、かつて”フランキー・マシーン”と呼ばれた凄腕の存在を消し去ろうとしていた――。
という紹介ですが、こう自分が狙われている理由を、過去を回想しながら追っかけていくという構成は結構楽しめました。
上巻で最後は誰が人質になるのか判るような簡単な複線が張られていたり、誰が不乱キーを追い込んでいたのかも過去の回想から簡単に想像できましたが・・・(苦笑)

それでも、これは一級品のハードボイルド系小説だと思いますし、ユーモアも十分に効いています。
この作品を契機に、しばらくこの作家の作品を読みふけろうと思っています。