最近、医療保険のCMが大量に流されている。“誰でも入れる”、“保険料はたった?ン千円で、お葬式費用もケガの補償も…”などと、いかにもお得と思わせるCMに、私もその気になりかけたことがある。だが、各保険会社のHPで詳しく内容を読んでみると、宣伝文句どおりのお得というわけではない。保険料は?ン千円というのは1口の金額で、葬式費用をあてにするなら複数口、それも最低5年以上掛けないとまとまった金額はあてにできないことになっている。こういった細かいことはCMでは言わないが、どんな保険でも約款があり、“ただし、…”とか“※1”などの細則がミソで、よく読んで契約すべきである。
30年満期の養老保険があと2年で満期になる。この保険の特約は入院給付金1日5000円、成人病の場合は10000円である。だが、30年前の古いタイプなので30日以上入院しなければもらえない。それでもこれまでに入院給付金30万円、虫垂炎手術給付金10万円(入院は2週間なので給付金なし)、計40万円ほどもらったのでこれはありがたかった。
少し前に保険会社から、この満期保険金でファンド型の終身タイプの医療保険に加入しないかと言ってきた。入院給付金は1日目から10000円もらえるが、満期金を一括で払い込んだうえに、年間10万円近い保険料を支払うのである。おまけに、介護など各種の特約がついているので、死亡時には一括で払い込んだ満期保険金は大幅に減額されるという。
また、我が家系はガンの罹病率が高いので、20年くらい前にアフラックのガン保険に加入した。この保険は終身で、保険料は年払いで約40000円、入院給付金は1日15000円である。また、ガンと診断された時点で100万円、通院給付金は5000円、ガンによる死亡保険金150万円が支給されるが、これらは65歳を過ぎたので半額支給となる。考えてみれば今までに約80万円支払っており、これからまだ20年続けるとなると総額160万円ほど払い込むことになる。ガンに罹らなかったら掛け捨てだから馬鹿らしいとは思うが、これはある意味お守りみたいなものと思っている。これにガン以外の病気で入院した場合1日10000円の特約をつけると、これまでの保険料プラス年額10万円くらい増額となるという。いずれにせよ、この歳になると医療保険の保険料は高い。
果たして医療保険はお得かどうか、外資系のA社の広告を参考に考えてみた。
入院給付金1日10000円、手術給付金10万円、保険期間は10年。このタイプで女性67歳(私の年齢)の場合、保険料は月々7630円である。病気・ケガでの入院は1回の入院で60日・通算最高730日まで保障される。ただし、死亡・高度障害保険金も中途解約の払戻金もない。
一方、1年間の保険料は91560円、10年間の保険料総額は91万5600円。契約して早い段階で入院するか、10年間で通算最高の730日入院して730万円もらえればお得であるが、これはまずあり得ない。全く入院しなかったら91万5600円は掛け捨てである。
最近は手術をしてもよほどのことがない限り3週間くらいで退院させられる。また、長期入院すると自己負担限度額を超えた部分が払い戻される高額医療費制度もある。しかし、入院すると医療費以外の諸費用がかさむので入院給付金がもらえれば助かるが、結局自分の支払った分をもらうのである。
医療保険に加入するか、医療用の積立預金をするか、これはそれぞれの考え方であるが、掛け捨てはもったいない。“誰でも入れる”けどお得になるかどうか、こうなるとイチかバチかの賭けみたいなものである。
余談だが、インターネットのプロバイダー「BIGLOBE」が外国の保険会社と提携して、会員に限り月額1000円で死亡保険金1千万円の損害保険に加入できる保険業を始めた。保険金は死亡保障と後遺症保障で、掛け金によっては高額契約もできる。毎月の保険料はプロバイダー料金と一緒に口座から引き落としされる。自転車でフラフラするので万一の時を考え、お守りのつもりで加入した。ご利益がありますように…。
30年満期の養老保険があと2年で満期になる。この保険の特約は入院給付金1日5000円、成人病の場合は10000円である。だが、30年前の古いタイプなので30日以上入院しなければもらえない。それでもこれまでに入院給付金30万円、虫垂炎手術給付金10万円(入院は2週間なので給付金なし)、計40万円ほどもらったのでこれはありがたかった。
少し前に保険会社から、この満期保険金でファンド型の終身タイプの医療保険に加入しないかと言ってきた。入院給付金は1日目から10000円もらえるが、満期金を一括で払い込んだうえに、年間10万円近い保険料を支払うのである。おまけに、介護など各種の特約がついているので、死亡時には一括で払い込んだ満期保険金は大幅に減額されるという。
また、我が家系はガンの罹病率が高いので、20年くらい前にアフラックのガン保険に加入した。この保険は終身で、保険料は年払いで約40000円、入院給付金は1日15000円である。また、ガンと診断された時点で100万円、通院給付金は5000円、ガンによる死亡保険金150万円が支給されるが、これらは65歳を過ぎたので半額支給となる。考えてみれば今までに約80万円支払っており、これからまだ20年続けるとなると総額160万円ほど払い込むことになる。ガンに罹らなかったら掛け捨てだから馬鹿らしいとは思うが、これはある意味お守りみたいなものと思っている。これにガン以外の病気で入院した場合1日10000円の特約をつけると、これまでの保険料プラス年額10万円くらい増額となるという。いずれにせよ、この歳になると医療保険の保険料は高い。
果たして医療保険はお得かどうか、外資系のA社の広告を参考に考えてみた。
入院給付金1日10000円、手術給付金10万円、保険期間は10年。このタイプで女性67歳(私の年齢)の場合、保険料は月々7630円である。病気・ケガでの入院は1回の入院で60日・通算最高730日まで保障される。ただし、死亡・高度障害保険金も中途解約の払戻金もない。
一方、1年間の保険料は91560円、10年間の保険料総額は91万5600円。契約して早い段階で入院するか、10年間で通算最高の730日入院して730万円もらえればお得であるが、これはまずあり得ない。全く入院しなかったら91万5600円は掛け捨てである。
最近は手術をしてもよほどのことがない限り3週間くらいで退院させられる。また、長期入院すると自己負担限度額を超えた部分が払い戻される高額医療費制度もある。しかし、入院すると医療費以外の諸費用がかさむので入院給付金がもらえれば助かるが、結局自分の支払った分をもらうのである。
医療保険に加入するか、医療用の積立預金をするか、これはそれぞれの考え方であるが、掛け捨てはもったいない。“誰でも入れる”けどお得になるかどうか、こうなるとイチかバチかの賭けみたいなものである。
余談だが、インターネットのプロバイダー「BIGLOBE」が外国の保険会社と提携して、会員に限り月額1000円で死亡保険金1千万円の損害保険に加入できる保険業を始めた。保険金は死亡保障と後遺症保障で、掛け金によっては高額契約もできる。毎月の保険料はプロバイダー料金と一緒に口座から引き落としされる。自転車でフラフラするので万一の時を考え、お守りのつもりで加入した。ご利益がありますように…。
ややこしいのでシンプルに考えるしかありません。
最低限の入院給付でいい。
最低限の葬儀代がもらえればいい。
そう言ってるのに外交員の方がパンフを熱心に持ってきてくれます。
まあ、備えあればなんとやらですが、そんな余裕はありませぬ。
私の年齢ではもう生命保険には入れません。
だから80歳でも入れるという医療保険があるのでしょうが、保険会社も損する商品を売り出すわけないし…。
大病するならいっそガンに願いたいです。
バブルがはじける前までは保険の配当金は高額で、貯蓄の代わりでした。
私が今もらっている個人年金は年額21万円20年間払って、年額67万円の年金をもらっています。それも息があるまでです。
これは本当にお得でした。こんなのもう絶対出ません。
今は30年かけて満期になっても掛けた総額の方が多いくらいだそうです。
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