いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

ピンクの椿 透明水彩絵の具と水彩色鉛筆で

2012年04月22日 | お絵かき

 歩いているとよく椿を見かけます。赤くて真ん中が黄色い椿とともに、ピンクの花びらが重なって八重桜のようになっている椿をよく見かけます。とても華やかで存在感があるので、いつか絵にしたいと思っていました。

 花弁は前回使った透明水彩絵の具のピンク色、葉は透明水彩絵の具の黄緑と水彩色鉛筆の黄緑、薄緑、緑の3色、空は透明水彩絵の具の水色を使いました。前へ飛び出た花を表しました。一番大変だったのは花弁を一色の絵の具だけで描くことでした。水の量や筆遣いに変化をつけることで、立体感や奥行きを出そうと思いました。一番の失敗は、塗りすぎること。なので最初は水でとことん薄めた状態で描き、場所によって重ねていきました。ところどころでにじませたりもしました。水と気とを、うまく調和させることが最大の課題でした。これで立体感が出たような気がします。でも、ついつい、その後、ついつい鮮やかなピンクや紅を入れたくなったりする誘惑におそわれました。水彩絵の具、もう一色、ほしかったかな。でも、今回は、この一色だけでがんばれて、よかったな。もっとがんばるのだとしたら、赤でやることかもしれませんが、こうなるとかなりの技がいりそうですね。白をどうしても入れたくなりそうです。

 今回は前回の桜ほど、細かく描きませんでしたが、それでも描けてよかったです。描く習慣がもっとつけられたら、とも思うのですが、習慣的に描かないと、とは思いこまずに、描きたくなったタイミングで描くのが、よいのかもしれません。

 お花を描くのも好きですが、一番のびのびと描けるのは、今までよく描いてきた、水面と地平線だ、というのも分かりましたが。しかし透明水彩絵の具だけになるとどうでしょう。また変わってきそうな気がします。

 題材が見つかったら、また何かを描きたいです。