この数日珍しく暖かい日々が続いています。
梅も咲き始めたとのこと。テレビで梅の美しい所として内山邸というところが放送されていたので観に行くことにしました。小田原方面に梅を観に行ったときは2月中旬だったので1ヶ月遅れでした。
内山邸、正確な名前は「富山県民会館分館内山邸」と言います。越中の豪農であった内山家の邸宅をや庭園等が、昭和52年、13代内山季友氏から富山県へと譲渡されたものです。富山藩時代の豪農屋敷の特色を残している内山邸、中に入ることができたのですが驚くほど沢山の美術品、工芸品があり当時の状況がひしひしと伝わってくるほど保存状態がよい邸宅でした。屏風絵、墨絵、桐の透かし彫りが美しい欄摩が飾ってある部屋はすべて選び抜かれた材料で作られていました。明治期及び清朝末期の所の巨匠たちの作品もありました。台所などの保存状態もきちんとして当時の内山家の方たちの生活ぶりが伝わってくるようでした。あまり知られていないような気もするのですがこの建物内部の見ごたえはかなりのものでした。新幹線開通とともにアピールしてよい観光地の一つだと思いました。
そして季節の良い今、庭園には梅の花が咲き誇っていました。
見事な枝ぶりです!
目の前に梅の花も迫っていたので、近くから撮ることが出来ました。
いよいよ富山にも春がすぐそばにやってきました
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