いろはにぴあの(Ver.4)

音楽、ピアノ、自然大好き!

音楽の流れと頭の回転

2020-11-22 | ピアノ、音楽

 10日ほど前になるだろうか、師事している先生のお勧めで、ある先生にレッスンしていただいた。ブラームスのOp.116から音数はあまり多くないけれども音楽として聴かせるのが難しそうなインテルメッツォ3曲。なんとか演奏できるし、それなりに自分でも表現を考えながら演奏しているのだけれどこれからどうすればよいか少しでも方向性を持つことが出来たらと思いながら受けた。しかしとんでもない、課題が次々と洗い出される状態。なんとか演奏できるというのはなんとか演奏できた「つもり」、自分でも表現を考えながら演奏しているというのは自分でも表現を考えながら演奏している「つもりだった」、ということが判明。

 最も印象的だったのが大切だと思う音の扱い方。丁寧に鳴らそうと思うのだが、むしろその音だけ不自然にぼっこんと目立つようになってしまっていた。そうならないためにはどうすればよいか?意識する時期を早めイメージ化してから音を出せるようにしようという案が!大切に弾きたい音が来たとたん意識するのではなくて、その音の前から音楽を感じ気をつけると大切にしたい音も流れの中に入りつつ大切に演奏できるようになるとのこと。最も目から鱗が落ちたことだった。そのことを意識しながら弾いてみたら大変大変、一寸たりともぼんやりとできない感じがしてきた。今までいかにぼんやりしながら弾いていたかということも判明したけど。

 その他、和音や転調の方向性にともなう体の動かし方のポイント、音と音との間を丹念に感じながら弾くことの大切さ、ペダルの使い方のポイントなど大切なことをご指導いただいた。

 音数が少なくてゆっくりした曲でも頭の中はフル回転、しかも前から前から。。。意識転換!ゆっくりした練習から心掛けるようにしている。


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