無意識に指が動き弾けていたはずのところで、どのように弾いたら分からなくなり弾けなくなる、という事態に陥ることが、歳を重ねると増えていく。その瞬間のがっかり感がもう何とも言えないのだが、そこで切り替ねばと思う。せめて練習段階でよかったと考え、弾けなくなったところを見つけ出し、取り出して、丸で囲み、どのように弾いたら良いか、また、どのような特徴があるかを確認し、体と頭に焼きつくように繰り返す。体だけでは、焼き付ける範囲としては心許ないので、頭にも。カメラのように楽譜を焼き付け、意識化する。それでなんとか大丈夫かな。そういう意識化が必要なところが、これからますます、増えていくのだろうか。
その意識化のお陰で、曲の特徴も、掴めるようになったら、かえって儲けもん、せめて今はそう考えたい。
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