富山では大いに縁があったものが、こちらにきて縁がなくなりそうなもの、その代表格と思われがちなのが自然なのだが、東京には予想以上に自然を大切にした庭園があると知った。お江戸の人々も自然が大好きで、昔からそのような場を自ら築いてきたのだ。そう思ったら、感慨深いものがある。入場料も良心的なところが多いのでぜひ行かねばと思った。
六義園、江戸時代5代将軍徳川綱吉の御用人として絶大な権勢をふるった柳沢吉保が7年の歳月をかけて作った、回遊式の庭園。池、島、山々、滝など美しいところが沢山あり庭園だけでも本当に素晴らしいのだが、今回はツツジが美しいということを知り行ってきた。
入り口。重厚なレンガ造りで歴史を感じさせる雰囲気。しかし背景の生い茂る緑のほうが楽しみ。
はい、緑がいっぱい!今は緑だけど、秋になったら色とりどりになるそうだ。
これぞ日本庭園だと感じさせる池や島も。
今回の最大の目的は、この時期美しく咲いているというツツジを見るためだった。願望は見事にかなえられた。本当に色々な種類のツツジがあるのだなあ。写真を撮りすぎて大変なことになっていたけど^^;
ツツジ茶屋という殻ぶき屋根の建物から見た風景も素晴らしかった。東京都内にあるとは想像できないところもあった。富山の入善にあった杉沢の沢杉を連想させるところも。
鯉も泳いでいた。
しかしやはりそこは都会であり、園内にある山の峠から遠くを見ると高層ビルが並んでいるのだった。
遠くから見たツツジ園。都会の真ん中であるはずのところにこのような場があることに幸せと有難さを感じた。
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