いろはにぴあの(Ver.4)

音楽、ピアノ、自然大好き!

ピアノとキーボードと

2019-05-24 | ピアノ、音楽

 先日のブログに、右手に痛みを感じたと書いたのだが、運がよいことに、ピアノを弾いている最中は曲や指遣い次第でもあるのだけど、そこまで痛みを感じないのだった。これは非常に嬉しく有難いことだった。痛みを感じる指の動かし方というのも読めてきているので、把握だけはできてきた。自覚したうえで、気を付ければよいのだと思い、ピアノ練習の再開も、セーブしすぎないようにしている。なんたって、2ヶ月近く、ご無沙汰していたのだもの。ショパンのほかに、左右平等に手を使うと思えるバッハのインヴェンションを練習することにした。ところが、今まで難なく弾けていたインヴェンション第2番の思わぬところで弾きにくくなっており、感覚の衰えを実感したので、いっそのこと、基本にもどろうと思い、ハノンの1番から15番の、指をランダムに動かす練習曲を弾くようにしている。おかげさまで、インヴェンションの数曲はもとの状態に近づいてきた。他に、メンデルスゾーンの無言歌とモーツァルトのソナタ。思わぬところで弾きにくくて、この部分を弾くときには気を付けないといけないという自覚が。ショパンのエチュードOp.10-9が、今のところ、最も自然な状態で練習できているような気がする。

 こうやってPCで入力していて感じたのだが、PCのローマ字入力も、母音にあたる文字の多い右半分のキーを右手で入力している割合が非常に高いことに気づいた。PCのキーボード入力で使用する手の割合も左右平等にできるように工夫したほうがよいかもしれない。

 どちらにしても、ピアノ、その後も再開しています。もうすぐ調律がやってくるからますます楽しみ^^


近況

2019-05-22 | 日記

 久しぶりに登場。

 引っ越し後の片づけ、ピアノ搬入が終わり、やっとひと段落した。

 実は5月はじめから行っていたリッピング作業でCD約500枚リッピングした。リッピングしたデータを聴けるようにセットし、持っておくことにしたCDは無事に買い替えたラックに収め、残念ながら手放したCDは業者さんに買い取っていただいた。大変だったけれど我ながらよくやった、片付けも終わり、いよいよ本格始動だと思った矢先、右手の薬指を中心にずきずきした痛みがし始めた。痛みのピークが朝だったので不安になり整形外科へ向かう。エコーと血液検査でリウマチではなく、使い過ぎによる腱鞘炎という診断。確かにリウマチでなくてよかったけれど、腱鞘炎も困ったものだ。痛み止めのシップと薬をいただき、安静にしましょうということだったのだけど、それでは根本的に治るようには思えず、サイトを検索しまくる事態に陥っていた。結局、手の治療では権威があるというお医者さんに予約をとり(診察日はかなり後なのでその日までに治っているように祈る)、高林孝光著『自分で治す!腱鞘炎』という本をもとにテーピングとストレッチを行うことにした。そしてマウスは自然な角度で手を置くことができるものにし、リストレストを新たに購入した。この赤いリストレスト、効き目抜群で本当に有難い。今まで気づかなかったことが悔やまれるけど。

 ピアノの練習は主に左手を動かす曲、ショパンのエチュードOp.10-9を中心に始めることにした。左手の動きがなかなかなのだが、この難しいところの和声のきらめきがたまらなく美しい。本当は早く右手も本調子になり、沢山の曲を練習したい。指や手の仕組みが実感をともなって分かってきている気がしているので、一音一音指の使い方を確認しながら練習していくのもありな気がしてきた。どちらにしても、持つべきものは健やかな肉体だと痛感中。

 作業の合間にもちょこちょこ出かけていた。池袋からの帰りにちょっと寄った護国寺でお逢いしたこの方、このしぐさがたまらなく愛らしくて忘れられないシーンとなった。東京という大都会に来たのにもかかわらず、自然にあふれたところや、動物のいるところがマイブームになっている。

 


国立新美術館とトルコのチューリップ

2019-05-05 | 気になる場所、風景

 先日、国立新美術館に行ってきた。

 目的は「トルコ至宝展チューリップの宮殿トプカプの美」。宝石を沢山用い豪華絢爛ながらも品が感じられるものばかりで、当時のオスマン帝国の繁栄ぶりが実感できる内容だった。それとともに驚いたのは、チューリップを代表とした花の多さ。チューリップの原産地はオランダではなくてトルコだということを初めて知ったのは富山の砺波市にあるチューリップ四季彩館で、その意外さにかるい驚きを覚えたのだが、それを身をもって実感できるぐらい、展示品の多くにチューリップの柄が描かれてた。しかもその柄も花びらがわかるようになっていて先がとんがった図式のようになっていてすっかりブランドのひとつになっているようだった。トルコにとってチューリップは原産地であるだけではなく、少なくとも王室の生活においてはシンボルとなるぐらい大切なものだったのだね。スレイマン1世が儀式のときに着ていたというカフタン(トルコの民族衣装のひとつ)のチューリップの巨大さと白と赤との見事なコントラストから、彼のお洒落さと権力の誇示ぶりが手に取るように伝わってきた。トルコ、チューリップで、色々と検索をかけてみた。トルコ本国では元々チューリップはラーレと呼ばれていたが、トルコ在住のオーストリアの大使が現地でチューリップをさし何の花か尋ねたところ、現地で通訳の方が誤って花のかたちがターバンに似ている、と答えたのがきっかけだそう。そして、そのチューリップの取引をめぐってバブル事件のようなこともあったそうだ。昨年はオスマン帝国の王室をめぐったドラマもあったそうだし、5月末から第2篇もあるらしい。知っておきたいと思うことが次々と出てきている状態。今までほとんど目を向けることがなかったけれど、トルコ、面白い。


引き籠りリッピング祭りとPhil Collins

2019-05-01 | 日記

 令和元年になりました。おめでとうございます。しかし今の私は、家でひたすらPCに向き合っている。給料は、ないけれど^^;

 今リッピングの作業にいそしんでいる。新居に入り安全面でも大丈夫と思える大きさのCDラックを買い替えることにしたのだが、そのためには手持ちのCDを何枚か手放さなければならない。しかし手放すことにしたCDでも聴きたいものが沢山あるのだ。そこで今は手持ちのCDをすべてリッピングすることにした。主人はすでにそのようなことを見越していたのか400枚あまりリッピングしていたが、それ以外に私が購入したものを始めとしてリッピングできていないものが対象。今までリッピングのリにも関心が向いてこなかった私にとってはちょっと試練。しかし今の試練が今後の幸せへと結びつくと思い頑張っている。今日までに200枚リッピングしたが朝から晩までパソコン大駆動状態。データがデータなので一枚でも5分ぐらいかかる。当然だな。本当に一日仕事。合間に家事を入れながら一日が過ぎていく。

 むなしいことをしているような気がしていたのだが、思わぬ発見もあるのだった。Phil Collins(フィル・コリンズ)のHitsというCDを20年以上ぶりに聴いてたちまちタイムスリップ。粋でさわやかなサウンド、伸びやかな歌声。懐かしい!クラシックピアノにはまる前に、はまっていたころの思い出とセットになって、たまらない気持ちになった。当時の彼は、ものすごくうまいけれど安定感があって完璧すぎて、失礼ながらも追いかけたくなるようなカリスマ性は持っていなかった感じがするけれど、私は彼の音楽が好きだったのだと改めて感じた。その頃はピアノ弾いていなかったけれど、なかなか素敵な音楽、聴いていたじゃん。音楽的に、無駄な時間を過ごしていたなんて、思っちゃいけないね。

 こちらで初の新聞もやってきたが、本紙とともについている地域の情報紙が貴重。気になっていたことを始めてみようと思った。これからは健康でいることがますます大切になりそうだしね。