ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

2013-07-10 21:45:53

2013-07-10 21:45:53 | ある日の日記

年を取ってしまったと思う。自分の年齢に気づき、茫然とすることもしばしば。ついこの間、成人したような気がするのに、すでに四十歳の坂を越えているとは・・・。

もう一度、若くなりたい。十数年若返り、二十代半ばに戻ることができたらどんなに素晴らしいだろう。私の青年時代は、厭世感と不安と苛立ちにさいなまれた、長いトンネルだったように思う。今、その頃の日々を思うと、つくづく時間を浪費したと感じる。あの頃の若さとエネルギーがあったら、もっと実のりある日々を過ごせるのに、とも。

ある程度年を取って、若かった頃を振り返ると、たまらない懐かしさを感じると同時に、見も知らぬ他人の人生を見ているような遠さも感じる。それは、すでに、別の時代、別の人生に属しているのかもしれない。

もう一度若返って、人生をやり直したいというのは、私だけでなく、誰しもが抱く夢なのだろうか?

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