ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

冬のお茶会

2016-12-03 20:30:54 | ある日の日記
数年前から、パソコンを教えていただいているYさんを、お招きしてお茶会を楽しみました。

離れのローテーブルに、温かな紅茶とブルーベリースコーン、チョコレート入りウェハースなどを盛ってのお話。
母もまじえて、楽しい時間が流れましたが、驚くべきはYさんの博識ぶり! あれこれ良く知ってるなあ~。

カーレーサーのことから始まって、ル・マンとか今は懐かしのF1、地元の古戦場に今も出るという(子供や霊感の強い人は実際に見たのだそう)戦国の武者の幽霊のことなど……に話題が飛びました。 ウ~ン、私としては、その今も鬱蒼と残る笹林に出るという、頭のない武者の幽霊を見に行ってみたいんだけどな。

そして、これ! 
       
「古本屋で安く買えたので、プレゼントします」と下さったのですが、うれしいなあ。 スゴクうれしい。

何を隠そう、私はこのジブリのアニメ「コクリコ坂から」の大大ファンなのです。私の生まれる前の時代の、東京オリンピックの前年の1963年が舞台の物語であるにもかかわらず、懐かしい故郷にも似た感慨を感じてしまうほど。

このビジュアルガイドには、製作の裏話や時代背景についても、うんちくが傾けられ、作品世界が一層楽しめることが間違いなし!
「カルチェラタン」と名付けられた男子生徒たちの部活動が繰り広げられる魔窟のイメージは、すごく鮮烈だし、当時の横浜の坂の住宅街、東京の街の映像もとても心に残っています。
このドラマでの東京は、ずいぶん古ぼけて、今に比べるとコンパクトなのですが、母の記憶によると、当時の東京は本当にこうだったのだそう。
新幹線もまだない頃、長い時間をかけてゆく東京は、汚いくらいの小さな街だったのかもしれません。

ああ、また映画「コクリコ坂」を観なくちゃ。
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