ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ノエルのコーナー

2016-12-08 18:07:33 | アート・文化
離れの本棚の一角には、「犬文庫」の外に、「ノエルのコーナー」もあります。
      
    こんな感じ。
頂いた、ノエルのフォトブックに、ゴールデンレトリバー尽くしのメモ帳とそのケース(一番、手前のやつ)、犬の肉球で留められるようになっている写真フレーム立てには、前のノエルの写真が…。
箱に入った子犬の写真は、ノエルの小さかった頃のもの。
本の表紙の原画も、小さな額に入っています。  思いっきり、自己満足の演出ですが、結構楽しいのであります。


おまけとして、クリスマス用に以前買った、ゴールデンの子犬のナプキンも。        
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庭の山茶花

2016-12-08 18:00:14 | ガーデニング

家の前の日本庭の風景も、すっかり冬のよそおい。 なんだか、森閑としてるなあ。
         

しかし、山茶花の花が、今咲いてます。 

良き風情かな。 椿の花とは違う、品の良さがあります。 お手洗いのところにも、飾りませう。
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ノエルのマーケットにて

2016-12-04 16:54:03 | アート・文化
地元の国立大学のキャンパス内に、「Jテラスカフェ」というモダンな建築のカフェがあります。有名な建築家ユニットが作った、この場所は白い空間にガラス張りで、広いキャンパスや木々の緑や紅葉が見わたせる、ベストスポット。
おまけに、中で出される料理やお茶も美味しいのです。

そんな「Jテラスカフェ」に、クリスマスのマーケットがお目見え。カフェで、ちょっとした料理が楽しめる外、絵本やクリスマスのリース、お菓子などが販売されるというのだから、「これは」と思い、早速出かけることに。

カフェで食したロールキャベツも、ショコラ・ショー(ココアのことね)も美味しい!
その後、出店のマーケットをのぞくと、北欧の飾り物「ヒンメリ」とか日本のミツバチの蜜で作ったキャンドルとか、お洒落なものがいろいろあって楽しい。

      

     
アイシングのクッキーが可愛かったので、買いました。手前は、トナカイさんの顔をアイシングしたものだけど、面白い表情になっております。靴下とか星、十字架といった形のものも、カラフルなお砂糖の衣をかけられ、上にかけられたリボンまで心がこもっている、手作り。
       
こちらは、クリスマスのお菓子、「パン・ド・デビス」。蜂蜜やシナモンなどさまざまなものが入っているのですが、きれいに包装され上にハーブの飾りがついているのが、いいのです。
やっぱり、こんなお洒落な手作りのお菓子は、つい手がでてしまいます。  お菓子が立てかけられている、赤い実……何だか南天の実のようですが、実はこれローズヒップです。上のガーデンに実っていたものですが、これってお茶にもなるんだっけ?

そして、ここには、「451BOOK」さんも出展しておられて、ステキな絵本売り場のブースが! クリスマスをモティーフとして美しい絵本がたくさん飾られ、ため息ものでしたが、結局、この一冊を購入。
            


名作バレエで知られる、「くるみ割り人形」を美しい切り絵で表現した絵本です。中を開くと、繊細なカットワークの切り絵が何層にも重なって、奥行きのある世界を作り上げています。
 雨がざんざん降り、暗い空が続く一日でしたが、とても楽しい気分で、夜の時間を迎えている私です。   
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冬のお茶会

2016-12-03 20:30:54 | ある日の日記
数年前から、パソコンを教えていただいているYさんを、お招きしてお茶会を楽しみました。

離れのローテーブルに、温かな紅茶とブルーベリースコーン、チョコレート入りウェハースなどを盛ってのお話。
母もまじえて、楽しい時間が流れましたが、驚くべきはYさんの博識ぶり! あれこれ良く知ってるなあ~。

カーレーサーのことから始まって、ル・マンとか今は懐かしのF1、地元の古戦場に今も出るという(子供や霊感の強い人は実際に見たのだそう)戦国の武者の幽霊のことなど……に話題が飛びました。 ウ~ン、私としては、その今も鬱蒼と残る笹林に出るという、頭のない武者の幽霊を見に行ってみたいんだけどな。

そして、これ! 
       
「古本屋で安く買えたので、プレゼントします」と下さったのですが、うれしいなあ。 スゴクうれしい。

何を隠そう、私はこのジブリのアニメ「コクリコ坂から」の大大ファンなのです。私の生まれる前の時代の、東京オリンピックの前年の1963年が舞台の物語であるにもかかわらず、懐かしい故郷にも似た感慨を感じてしまうほど。

このビジュアルガイドには、製作の裏話や時代背景についても、うんちくが傾けられ、作品世界が一層楽しめることが間違いなし!
「カルチェラタン」と名付けられた男子生徒たちの部活動が繰り広げられる魔窟のイメージは、すごく鮮烈だし、当時の横浜の坂の住宅街、東京の街の映像もとても心に残っています。
このドラマでの東京は、ずいぶん古ぼけて、今に比べるとコンパクトなのですが、母の記憶によると、当時の東京は本当にこうだったのだそう。
新幹線もまだない頃、長い時間をかけてゆく東京は、汚いくらいの小さな街だったのかもしれません。

ああ、また映画「コクリコ坂」を観なくちゃ。
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