ゴールデンウィーク真っ只中だが、
昨日は後半に休日出勤するために代休だった
しかし、都内へたまたま用事が出来たので、
ついでに六本木まで足を運んで見に行った写真展
『写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−』
まずはウィリアム・クラインとは、
主にフランスで活動しているアメリカ人の写真家・映画監督
今年90歳となる写真界の巨匠である
代表作は1956年に出版された
『Life Is Good & Good for You in New York: Trance Witness Revels』
邦題:ニューヨークと題されたこの作品は、
ダイナミズムと卓抜した激しさを兼ね備えたもの
パリやロンドン、ローマでは出版されたこの作品は、
アメリカでは暴力過ぎて出版されなかったとか
特徴的なモノクロ写真でブレ感やボケ感など従来の写真のタブーを破り大胆に表現している
そのスタイルは今なお多くの写真家に影響を与え続けていると言われているとか
写真だけではなく映像やグラフィック、ファッションなどでも活躍して影響を与えた
この写真展が六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されているのを先月に知った
オヤジが衝撃を受けた写真は、
ニューヨークのマンハッタンの街に光が降り注ぐ幻想的なこの写真
エンパイア・ステート・ビルディングにあたる光が、
何だかSF映画のワンシーンのような感じがする写真だ
会場の正面に大きくパネル展示してある
*一番上の写真
この写真をネットで見て一度ウィリアム・クラインを見てみたいと思った
またオヤジが30年前にフランス出張の時にパリで見た事がある写真
この写真にも衝撃を受けた記憶がある
なんてお洒落な写真なんだろうと当時思ったほど
この写真展は今年の2月23日〜6月10日まで開催されており、
ウィリアム・クラインの世界がほんの少し覗ける写真展でもある
これまでの作品を編集させたスライドショーを別部屋で見る事が出来る
人物像が多くどれもエネルギッシュで衝撃的な写真も含まれるが、
そんな人物像から街の躍動感も感じられる写真が多い
そんなウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たちの写真も展示されている
オヤジが見たかったのはウィリアム・クラインだけで他には興味は無く、
世界の巨匠の写真に少しでも触れられた写真展だった
たまにはこんなアートな世界に触れるのも良い