
人間の五感である視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚
これらをこれまで意識した事が少なかったよに今更ながら気付いた
例えば、五感を一番感じるのは食事だ
今まで食事をする場合に味覚ばかりを意識していたりして、
嗅覚や触覚は多少の意識はあるものの視覚はあまり意識したりしていなかった
なぜこのような事を急に思ったのか…
以前に焼肉屋でビールを飲む場合に、高いビールほど美味しく感じ、
安いビールほど美味しく感じないのではないかとふと思った
しかし、高いから美味しいとは限らず、安いから不味いとは限らない
高くても安くても五感を感じながら味わってみれば違うのでは?と思った
ビールで例えれば…
冷蔵庫で冷やしたジョッキが涼しげな視覚
手にした冷えたジョッキ冷たさの触覚
ビールの炭酸が弾ける時の音の聴覚
一口飲んで喉に抜けて味わう味覚
ビール本来の香りが鼻に抜ける嗅覚
それぞれの五感を感じている
しかし、なんらかの五感を感じていながらも、
特に意識した事がなく当たり前になっていた
焼肉でもそうだ
綺麗にカットされた肉の切身の視覚
肉や油が炎で焼ける音の聴覚
肉が焼けて焦げる嗅覚
肉本来の美味さを感じる味覚
肉を噛むと柔らかさを感じる触覚
生きている中で必ずしもこれらを感じているはずだ
ビールでも焼肉でも、高いから美味い、安いから不味いと価値観が変わるのは違うと思う
安くてもしっかりと五感を感じながら食事をすると、
素材自体の美味しさがわかるような気がする
それを今まで感じたり思ったりしていなかったのは、
食事自体を雑に扱っていたのかもしれない
これからは、五感を大切にして食事をしたいとつくづく思った
食べられる幸せと感謝も込めて…