日蓮宗六浦山(ろっぽざん)上行寺(じょうぎょうじ)は金沢八景より環状4号を僅かに朝比奈IC寄りに行った場所にある。
この門前一帯は元は海浜であった。
そう、六浦湊。
開基である日荷上人は帰依する前は廻船問屋を営む豪商でもあった。
樹齢1千年の船繋ぎの松は昭和22年に枯れてしまった。
この植樹とこの碑が辛うじて、往時の様を伝えている。
鎌倉時代の1224年に疫病が流行り、その祈祷を「四角四境」で行ったと吾妻鏡に書かれている。
東はここ六浦、西は稲村、南は小坪、北は山内だったという。
鎌倉点景。
鎌倉つながりの場所がここにも。
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